「教職をめざす学生のための特別講座」(第1回)が開催されました

5月14日(月)18時30より、「教職をめざす学生のための特別講座」が開催されました。本年度は、横浜国立大学附属教育デザインセンター主任研究員で、元横浜市立中学校校長の三浦修一先生を講師にお招きしました。第1回のテーマは「教師という仕事―あなたはなぜ教師になりたいのですか―」です。

はじめに「教師」ということばからイメージするものを3人グループになって話し合い、その結果を参加者全体で共有しました。「鏡」「やりがいのある聖職」「見返りのない職業」「必要悪」(!)など、多彩な答えが飛びだし、さすがに日本文学科はユニークだとのコメントを先生からいただきました(笑)。そのあと、常に生徒や地域の人たちに注目されている、教師としての「身構え」の大切さが語られ、一同身の引き締まる思いに・・・。

そして講座の結びでは、「真の学力」を身につける教育とは?という問いかけがなされました。子どもたちが「真の学力」を身につけるためには、教師が自らの教育内容の必要性を生徒にきちんと説明できる実力をもたなければならないというお話で、深く印象に残りました。

このように三浦先生の講座は、主体的に考えることを通して、教師の仕事の根本を見つめ直すところに特徴があります。講座は5月28日、6月11日とつづきます。(報告者、小秋元)

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