教員採用試験対策特別講座のお知らせ

  国語教師になることをめざして日本文学科へ入ったものの、採用試験に向けてどう取り組んでよいかわからないという人も多いのではないでしょうか。このたび、埼玉県の教育行政において豊富な経験をお持ちの伊古田陽子先生をお迎えし、教員採用試験に向けた特別講座を開催します。勉強方法や近年重視されている教育テーマなどをお話しいただく予定です。本年度の採用試験を受ける人だけでなく、将来受験することを考えている人や私学教員志望の人も、奮って参加してください。
【講義内容】
第1回 5月26日(木)6時限目(18:30~20:00)
テーマ 教員採用試験―傾向と対策―
公立中学・高等学校の教員採用試験で課される教職教養、専門(国語)、小論文、面接の傾向と対策についてお話しいただきます。特に、教職教養における学習の留意点や、小論文・面接において採用側が重視する点などについて、お話しいただく予定です。
第2回 6月2日(木)6時限目(18:30~20:00)
テーマ ① これからの教育課題
     ② 採用試験模擬面接

各都道府県がこれからの教育課題をどのようにとらえているかを知ることは、小論文や面接に臨むにあたり不可欠な知識です。埼玉県の事例を中心にこれからの教育課題についてお話しいただきます。また、模擬面接も実施し、面接試験に臨むにあたっての注意点を具体的にご指導いただく予定です。
【講師】 伊古田 陽子 先生
略歴: お茶の水女子大学文教育学部文学科中国文学中国語学専攻卒業。東京都立・川口市立・埼玉県立高等学校の国語科教諭を経て、埼玉県教育局高校教育第二課指導主事、春日部東高等学校教頭、草加南高等学校校長ほかを歴任。また、埼玉県高等学校国語科教育研究会会長も務めた。2011年3月の退職後も、埼玉県総合教育センターにおいて教育相談を担当されている。
【本講座の4つの眼目】
①埼玉県の教育行政において豊富な経験をお持ちの先生から、採用試験に臨むうえでのコツや心得を学ぶことができます。
②他の都道府県の採用試験、私学教員適性検査を受験するにあたっても、有益な講義内容です。
③教育課題に関する知識を持つことは、面接(集団面接を含む)時の自信につながります。
④学校長から見た理想的な若手教員像についてもお話しいただきます。直近の試験を受ける人だけでなく、将来、教職に就くことを漠然と考えている人にも、参考になるお話です。
【会場】
法政大学 大学院棟 203号室 (外濠の向かい側です。地図はこちらにあります。)
【対象】
文学部日本文学科、大学院日本文学専攻の学生。学年を問いません。また、既卒者の聴講も歓迎します。
【申し込み】
受講を希望する方は、5月20日までに下記まで申し込みをお願いします。その際、学年、所属ゼミ名、メールアドレスもお知らせください。また、質問にも応じます。
文学部日本文学科 小秋元 段
dkoakimt@hosei.ac.jp
03-3264-9799(電話・FAX)

Comments are closed.