修士論文、文芸創作作品・研究副論文題目一覧

 
2008年度以降の題目一覧です。   ※( )内は主査。

■2013年度
佐藤綾芽  『源氏物語』における漢語等の使用状況 (間宮厚司)
田原亜由  『北方行』論—未完の可能性 (藤村耕治)
能勢和子  近世謡文芸の世界—近世演劇を題材とする作品を中心にして—(宮本圭造)
田渕靖子  『古今和歌集』諸写本における仮名使用 (阿部真弓)
鈴木華織  中上健次作品における<父性>としての兄 (田中和生)
藤井月菜  現『伊勢物語』本文形成過程 (加藤昌嘉)
藤原 翔  【文芸創作】 MtM
       【研究副論文】 松浦理英子論—私語りする「私」— (田中和生)
小島りさ  【文芸創作】 散る果て
       【研究副論文】 表現規制問題 (中沢けい)
川崎由莉奈  【文芸創作】 マトリョーシカたち
         【研究副論文】 江川正之の造本 (中沢けい)
ZHENG Yuan  井伏文学における「自己喪失」と「自己回帰」
              —戦時中の作品を中心に— (田中和生)
林 嘉宝  中国推理小説へのヒント—京極夏彦を視座として— (藤村耕治)
WANG Shuqian   比較から見る日中両国における天命思想
              —神話伝説を中心に— (坂本 勝)
温 天蘇  旅行記から見る日本人の二十世紀における中国観
              —夏目漱石を中心としての比較— (中丸宣明)
蒲由美子  『万葉集』羈旅歌の「見ゆ」 (坂本勝)
吉田充良  カタカナ表記語の語用論的特徴 (尾谷昌則)
嶋﨑貴子  【文芸創作】 甕の中
        【研究副論文】 図書館構想論—武雄図書館をめぐる問題— (中沢けい)
宮尾壽里子  【文芸創作】 詩集片夢
         【研究副論文】 『智恵子抄』透視 (中沢けい)
木村 博  教材としての『源氏物語』研究
              —高等学校国語教科書の調査・分析を通して— (加藤昌嘉)


■2012年度
鈴木 藍子 世阿弥作夢幻能における脇役の工夫 (山中玲子)
河野 かやの 『源氏物語』から『浜松中納言物語』へ―手習・夢浮橋巻を中心に― (加藤昌嘉)
細沼 祐介 少年皇帝の遍在、あるいはドラコニアの蘇生について―澁澤龍彦後期小説論― (藤村耕治)
後藤 雄志 天安河のウケヒと『古事記』の文脈 (坂本勝)
立石 顕規 『方丈記』の文末表現研究 (間宮厚司)
清水 康史 延慶本『平家物語』源頼朝挙兵記事の持つ特異性 (小秋元段)
原田 矩子 (文芸創作)バイセクルセブン (研究副論文)恩地孝四郎研究 (中沢けい)
中島 裕美 (文芸創作)”聖戦”の前の晩に考える明日食う飯のこと (研究副論文)著作者人格権と創作活動 (中沢けい)
鶴田 未央 視覚表現(漫画)と文章表現(小説)の関係~夏目漱石『こころ』の漫画版との比較から (中沢けい)
孫 英超 日本語条件表現「ト」と「タラ」の誤用分析―中国人日本語学習者を対象に― (尾谷昌則)
程 娜 宮部みゆき『模倣犯』論 (藤村耕治)

■2011年度
辻本 雄一 虫めづる姫君の価値観―「かたつぶりのあらそふや、なぞ」という一節に込められた意図― (加藤昌嘉)
阿部 亮太 古活字本『保元物語』本文考―『壒囊鈔』を用いた評論群について― (小秋元段)
千野 綾可 西鶴作品における歌舞伎の影響 (小林ふみ子)
門脇 大祐 埴谷雄高論―《自同律の不快》と《宇宙的な気配》― (堀江拓充)
堀部 美穂 大正期谷崎潤一郎―支那趣味を中心に― (堀江拓充)
宮本 悠子 夏目漱石『明暗』論~漱石が到達した「内的世界」~ (堀江拓充)
全  利沙 (文芸創作)ほんとうのことしかいらないよ (研究副論文)『個人的な体験』論~火見子の視点から (中沢けい)
赤在 翔子 (文芸創作)散ブー恋愛 (研究副論文)円地文子「妖」論―林芙美子「晩菊」との比較 (田中和生)
岩井 史絵 素木しづ論―反転する死生観― (田中和生)
金  亜瓊 太宰治と中国文学―「清貧譚」、「竹青―新曲聊斎志異」を中心に (田中和生)
窪田 真衣 (文芸創作)ふざけろ (研究副論文)安岡章太郎論の初期作品における「裏切り」について (田中和生)
熊崎 沙彩 太宰治『斜陽』研究―かず子の思想― (田中和生)
向井 あゆみ 音と言葉の漱石・百閒―「夢十夜」『冥途』比較論― (田中和生)

■2010年度
津田 真梨子 『古事記』「天孫降臨」条の再検討―アメノイハトワケの解釈の可能性― (坂本勝)
和田 優子 巴の魅力 (西野春雄)
竹内 ゆり亜 『新可笑記』の中の推理小説 (小林ふみ子)
銘刈 愛美 夢野久作論―久作における「自己」 (堀江拓充)
山下  綾 金達寿論―『後裔の街』を中心に― (堀江拓充)
本塚  亘 催馬楽の「同音」を定義する―二重の同音性を明らかにする― (スティーヴン・ネルソン)
ウルバノヴァー・ヤナ 琉歌と和歌の表現比較研究 (間宮厚司)

■2009年度
長谷川 節子 『広異記』における狐妖譚について (黒田真美子)
安達  周 『源氏物語』手習巻の再検討 (加藤昌嘉)
ハルミルザエヴァ・サイダ 日本と中央アジアの語り物に関する比較研究―『平家物語』と『アルポミシュ』を中心に (小秋元段)
李 知蓮 小林秀雄論―『罪と罰』『白痴』に関する〈作品〉と〈生活〉の考察 (堀江拓充)
東條 沙織 藤花の宴における音楽―『源氏物語』宿木巻の薫― (スティーヴン・ネルソン)

■2008年度
関根  淳 作品論 日並皇子挽歌 (坂本勝)
八ツ田 加寿美 万葉集「安騎野歌群」研究 (坂本勝)
中  優理 間狂言の機能―〈敦盛〉間語りの詞章の成立から― (西野春雄)
山岡 ミツキ 能楽を隆盛に導いた先駆者たち―池内信嘉と川崎九淵― (西野春雄)
林  真人 説経『さんせう大夫』諸本研究―明暦本・草子本を中心に― (小秋元段)
渡部 真理子 幸若舞曲「景清」の展開―舞曲内共通モチーフの視点から― (小秋元段)
岡崎 孝輝 読み替えられる町人物―『日本永代蔵』『西鶴織留』と『日本新永代蔵』― (日暮聖)
森居 晶子 『サド侯爵夫人』論―情念の形式化と意識の自由 (堀江拓充)
草刈 康代 『其面影』論―時代に取り残された〈青年〉と〈女学生〉の物語― (勝又浩)

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