Category Archives: 日文生向け情報
『大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす』文庫版が刊行されました
2014年に岩波書店に刊行していただいた本を、KADOKAWAで文庫化してくれました。一般書ではありますが、既刊の論文をふまえた論述だけでなく、草稿や校正原稿を使った分析など、いかに南畝が狂歌を流行らせたのか、真剣に文章 […]
『落語がつくる〈江戸東京〉』好評刊行中です
江戸東京研究センターの研究プロジェクトの成果集です。京都やヨーロッパの都市など古い建造物をはじめ、歴史が目に見えるかたちで残る都市とは異なって、度重なる震災、戦災に見舞われてきた江戸東京にとって、そのアイデンティティを支 […]
『法政文芸』第20号記念特別号が刊行されました
『法政文芸』は、2024年で創刊20周年を迎えました。『法政文芸』第20号記念特別号「特集・媒体を変えて読む/見る作品たち」が刊行されました。目次は下記の通りです。 ●~~~~~~~~~~● 巻頭詩 やわらかい鍵 井口可 […]
「制度」としての文芸時評の終わりとこれから――田中和生『なぜ文芸時評は終わるのか』(アーツアンドクラフツ)を読んで
本書のタイトル「なぜ文芸時評は終わるのか」にある「文芸時評」は、文芸時評そのものではなく「制度としての文芸時評」を指す。 本書の「はじめに」では文芸時評の歴史が紐解かれている。文芸時評は明治後期に自然主義作家らによって […]
2024年度国文学会大会が開催されました
2024年度国文学会大会は、9月28日(土)13:30より、富士見ゲート4階 G403にて、対面とZoomを併用したハイフレックス形式にて開催されました。 勝又浩会長による開会の挨拶では、「今年で100周年を迎えた日本文 […]
『日本文學誌要』 第110号が刊行されました
『日本文學誌要』 (法政大学国文学会) 第110号が刊行されました。 目次は下記の通りです。 *――――――――――* 《論文》 岡本千万太郎の再評価――その日本語教育と日本語学―― 岡田誠 《研究ノート》 永山則夫が〈 […]
2024年度法政大学国文学会大会開催のお知らせ
本年度の法政大学国文学会大会は、9月28日(土)に開催いたします。 前年と同様に対面とリアルタイム配信(Zoom)を併用したハイフレックス開催となります。 会場は市ヶ谷キャンパス、Zoomによる参加も可能です。 閉会後に […]
法政大学日本文学科100周年記念 HOSEIミュージアム特別展示のお知らせ
日本文学科は、1924(大正13)年、法文学部内に設置された国文学科の出発から数えて、2024年で創設100周年を迎えます。これを記念して、三部構成からなる特別展示、「文学部日本文学科の100年と『法政文芸』の20年」が […]
東大オープンセミナー「津島佑子の文学 ―― 未来へ向けて」 が開催されます【2024年7月25日(木)】
東京大学ヒューマニティーズセンター主催、津島佑子をめぐるオープンセミナー第二回 が開催されます。 早逝した津島と長く関わってこられた、中沢けい先生(日本文学科教授)が登壇されますので、ぜひご参加ください。 詳しくは以下の […]
『久保田万太郎と現代 ノスタルジーを超えて』を読んで
小説、俳句、戯曲とジャンルを横断し作品を発表、活躍した久保田万太郎。慶應義塾大学にて文科に進み、永井荷風主宰の『三田文学』で一九一一年「朝顔」を発表した。そこから長く『三田文学』と寄り添っていく。そして「久保田万太郎」と […]