文芸創作プログラム「作家特殊研究」第二弾を刊行

  昨年度より始動した文芸創作プログラム「作家特殊研究」の記念すべき第二弾が刊行されました。
 今回は「猛スピードで母は」で第126回芥川賞を受賞した長嶋有氏を客員教授に招いて、氏と大学院生との対話の場が一冊の研究書にまとまりました。 「誰かがやっていることをやってもしょうがない」という氏とのインタビューから、作家年譜、氏との授業内でのやり取りから見えてきたもの、各作品の研究など、また参考資料として第100回~本誌発刊現在までの「芥川賞受賞作家笑顔指数コレクション」や、あの“パリコレ”をもじった単行本のおまけコレクションを集めた「ナニコレ?TOKYO」など、多岐多彩なものが収録されています。
 氏の人となりも分かり、長嶋文学に切り込んだ論考、そして研究冊子とは思えない表紙(イラスト藤子不二雄A)など細部まで大注目の一冊に仕上がりました。愛読者・研究者必読の一冊です。文芸創作家と大学院との対話が行われた“生きた”研究冊子です。一年間の軌跡をどうぞご覧ください。

「作家特殊研究」研究冊子2
編集長 長瀬由紀峰

※冊子をご希望の方は、下記までお申し込みください。

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東京都千代田区富士見2−17−1
法政大学80年館日文共同研究室内
「作家特殊研究」研究冊子刊行委員会
TEL&FAX 03(3264)9752

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