『日本文學誌要』第85号が今月24日に発刊されます。本号は立石伯特集です。今月末をもって法政大学文学部を退職なさる堀江拓充教授(筆名:立石伯)の特集号ということで、多くの方から寄稿頂きました。立石伯主要著作目録もございますので、皆さま是非ご覧下さい。
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目次
〈講 演〉
文学の力について─文学は何をなし得るか─ 立石 伯
〈論 文〉
高橋和巳の〈文学〉概念─「文学の責任」をめぐって─ 藤村耕治
王道楽土の夢、「河向う」の幻─中薗英助「密作者」─ 戸塚麻子
紙の月/埴谷雄高と西田幾多郎2
─「わたし/あなた」という大調和の夢─ 山田 稔
村上春樹「井戸」再考 武井昭也
〈思い出〉
心の負債 宮内豊
阻石の寂蓼──現視のなかの立石伯 齋藤愼爾
鎧と安来節 岡嶋 稔
酒と泪と先生と私 染谷結花
堀江先生の思い出 福田真顕
三分咲きの『西行桜』記 李 忠奎
堀江先生への感謝、そして立石伯氏へ 関口雄士
〈目 録〉
立石伯主要著作目録 藤村耕治
〈卒業論文〉
菅原道真〈菊〉詩論 樋野あゆみ
『源氏物語』独詠歌論 穂積芙雪
催馬楽《鷹山》・《此殿》グループと唐楽《西王楽》の成立について
─二重の同音性が物語ること─ 宮崎めぐみ
〈彙 報〉
〈法政大学国文学会会則〉
〈投稿要項〉