第8回出版甲子園の決勝大会が11月4日に行われ、日本文学科3年の狐塚咲季さんがグランプリを受賞しました。この大会は、全国から出版の企画を募集し、審査を勝ち抜いてグランプリを獲得した作品が実際に出版されるという非常にユニークな大会です。狐塚さんの出品作品(企画)は、「農ガールが教える。カワイイ野菜作りの本」というタイトルで、若い女性をターゲットにおしゃれに農業を楽しむ方法を紹介するというものでした。全国からエントリーされた200以上の企画から厳正な書類選考・プレゼン選考を勝ち抜き、4日の決勝大会では最後まで残った10人(+敗者復活1人)が350名の観客の前でそれぞれの企画をプレゼンしました。
今回グランプリを受賞した狐塚さんの作品も、勿論、いずれは書籍化されるということですが、3年生は来月から就職活動も始まります。せっかく好きなことを思い切りできるチャンスをもらえたので精一杯頑張りたいと狐塚さんは話してくれましたが、書籍化に向けた取材・執筆活動と就職活動と両立は並大抵のことではないはずです。しかし、自分の本を出版する機会などなかなか得られるものではありませんので、夢の実現に向けてどうぞ精一杯頑張ってもらいたいと思います。狐塚さん、本当におめでとうございました。(尾谷昌則)
3年生の狐塚咲季さんが第8回「出版甲子園」グランプリ受賞
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