第十四回文学フリマに参加

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  2012年5月6日(日)、東京流通センターにて第十四回文学フリマが開催されました。
  今回も法政文芸編集部は参加し、法政文芸のバックナンバー、法政大学の日文科文芸コースのゼミが作っている学生の作品集などの販売を行いました。法政文芸のブースも年々と刊行物が増えていますので、彩り豊かになってきています。今回も法政文芸のロゴが入ったクッションが目印になりました。
  文学フリマ当日は、隣接するセンタービルが電気工事のため、会場近くのコンビニやカフェも閉まっており、周りには何もないところなので、コンビニとカフェが閉まってしまった以上、さながら孤島のような場所へと化していました。さらにその影響で、会場の冷房も使用できず送風のみということでした。あいにく、その日は快晴だったので、会場の暑さに汗を流している人が多く見られ、熱気に包まれながら「文学」を求めて四千人近くもの人々が歩き回る光景は異様な迫力があり、いつもとは違う盛り上がりを見せていました。
  もちろん、それだけの人数が集まるのであれば、人と人との交流も盛んに行われています。法政文芸のブースにも、法政大学の出身者の方が、法政の名前を目にして、ブースに立ち寄ってくれるなどの出会いもありました。これだけの数の文学を好きな人が一堂に会する機会は、この文学フリマ以外にはなかなかないでしょう。
  次回の第十五回文学フリマも11月18日(日)にまた東京流通センターにて開催されます。その時には、現在鋭意製作中の法政文芸第八号を頒布することができると思うので、楽しみにしていただければと思います。まだ文学フリマに来たことがないという人で文学が好きだという人は、ぜひ文学フリマに来てください。あなたのまだ知らない本と人にきっと出会えます。
                             (日本文学科 三年 伏見亮祐)

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