6月23日(日)、市ヶ谷キャンパスにて2013年度第1回のオープンキャンパスが開催されました。多くの高校が試験期間前後であったそうですが、天候にも恵まれ多くの方に足を運んでいただくことができました。
当日、日本文学科では中丸宣明先生と学生スタッフによる学科説明および模擬授業「夏目漱石を斜めに読む―『坊ちゃん』『三四郎』『こころ』―」、そして法政大学国文学会の発行している文芸誌『法政文芸』の販売を行いました。日本文学科の説明会は午前中にも関わらず、多くの方に足をお運びいただき、教授や学生スタッフの言葉に真剣に耳を傾ける来場者の方の姿が見られました。
学科説明会ではパンフレットでは伝えきれない、教授と学生双方の視点から見た日本文学科の姿をお見せできたかと思います。また、実際に模擬授業を受けた方は日本文学科での学びのイメージが湧いたのではないでしょうか。一口に日本文学科といっても様々な学びがあります。ご来場の際は、是非お尋ねくださいね。
文学部企画のブースでは、他学科の学生スタッフと共に学科の概要説明や個別の対応をしました。来場者の方からは、取得できる資格から受験勉強の方法まで様々な質問が寄せられ、1年生から4年生までのスタッフで真摯に対応しました。
私自身、4年生ではあるもののスタッフ初経験、そして直前まで教育実習に行っていたということで不安も少なくありませんでしたが、スタッフ同士の協力もあり、無事当日を迎えることが出来ました。学生が主体となって運営をするというのは大きな魅力ではないでしょうか。また、当日は来場者の方の笑顔やひとつひとつのお言葉に励まされる1日であったように思います。今回の取り組みが受験生の皆様の進路を考えるきっかけになったのならば、それに勝る喜びはありません。
情報が溢れる昨今ですが、紙やネットの上では解らないことが沢山あります。オープンキャンパスではそれらで感じることが難しい空気を感じることができる絶好の機会です。皆様もこの機会に法政大学まで足を運んでみては如何でしょうか。自身の足と目と耳を使って得たものは、必ず皆様の糧になります。
次回は8月25日(日)、8月26日(月)と続けての開催です。文学部企画はますますパワーアップします。学生スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
(オープンキャンパススタッフ:文学部企画:日本文学科4年:鈴木貴美)