報告が遅くなりましたが、通信教育部夏期スクーリング中の8月9日に、卒業論文一般指導が行われました。
「卒業論文一般指導」とは、2年生以上が受講できる講義形式の卒論指導で、猛暑の中、今年度も多くの学生が『日本文学科のしおり』を手に、会場の外濠校舎S307教室に集まりました。
事務の方から卒業論文提出までの手続きについて説明された後、今回は文学コース、言語コースに関する内容で指導が行われました。
言語コースの間宮厚司先生からは、日本語学研究の進め方についての講義のほか、一般指導の次段階にあたる第1次指導に関する注意や、指導教員からの指導の受け方など、詳細な説明がありました。与えられた課題にそってリポートを執筆する日頃の勉強とは異なり、卒業論文では、自らの力でテーマを見出し、問題を解明するための方法を模索していかねばなりません。間宮先生は、その際に心に留めておくべき心得について、具体的な例をあげながら説明され、参加した学生は 少し緊張した面持ちで受講していました。
(間宮厚司教授による熱のこもった講義)
卒論執筆について、不安や悩みを抱えている学生も多いと思いますが、卒論一般指導では、教員に直接質問することもできますので、この機会を利用し、いろいろ相談してみましょう。
なお、卒論一般指導は冬期スクーリングでも行われます。出席できなかった人はもちろんのこと、今回出席した人も参加可能ですので、ぜひ受講してください。