去る8月25日(日)、8月26日(月)、2013年度8月のオープンキャンパスが、市ヶ谷キャンパスにて開催されました。
日本文学科では、教員と学生による学科説明会に加えて、模擬授業が行われました。25日は加藤昌嘉先生の「ことば遊びと和歌」、26日はスティーヴン・ネルソン先生の「英文学になった『源氏物語』」、両日とも多くの方が参加し、先生のお話に熱心に聴き入る姿が見られました。
法政大学国文学会が発行している文芸誌『法政文芸』の展示ブースには、これまでに発行された『法政文芸』が並べられ、実際に手に取り内容について学生編集委員に質問する方でにぎわいました。
文学部6学科を紹介するブースでは、日本文学科の概要や4年間の流れ、実際に学生が使用している教科書やノートを展示し、文学部他学科の学生スタッフとともに、来場者の方をお迎えしました。
「言葉の研究って、どんなことをするんですか?」
「就職先って、やっぱり出版系が多いのでしょうか」
来場者の方から寄せられる質問は様々です。特に受験を間近に控えた方から多くの質問をいただきました。
どのような大学に入り、どのような勉強をしていくのか。ご自身の将来にかかわることですので、決めるのには勇気が必要だと思います。私達学生スタッフは少しでも後押しできるよう、1つ1つの質問に真摯に対応しました。
「お話を聞いて、また頑張ろうと思えました」
「私も法政の日文科で勉強できるよう、頑張ります」
来場者の方からこう言っていただけるのが、スタッフとしてやりがいを感じられる瞬間です。
受験生の皆様は、目標に向かって勉強に励んでいらっしゃるかと思います。周囲と自分を比較して、不安になることもあるかもしれません。それでも自分のペースを乱さず、一歩一歩着実に進んでいくことを大切にしていただきたいです。
皆様が納得のいく結果を得られることを、心から願っております。
もしも法政大学のオープンキャンパスに参加したことがその手助けになったのなら、一スタッフとして、これに勝る喜びはございません。
(オープンキャンパススタッフ:文学部企画:日本文学科 4年:寺山茉佑)