今年度は全体としても昨年度よりも多くの方にご来場いただき、日本文学科の学科説明会は、多い日には、400人収容できる教室がいっぱいになるほどの大盛況ぶりでした。当日は、教員と学生スタッフで行った学科説明会、学生スタッフによる文学部6学科の学びや学生生活の様子をお伝えする6学科横断トーク、展示教室での展示物、原稿から綴じ作業まですべて手作業で作りあげた冊子を使用して、文学部の魅力をお伝えしていました。模擬授業では8月2日(日)の尾谷昌則先生に続き、8月23日(日)に間宮厚司先生が「身近な言葉の意外な語源」、24日(月)に阿部真弓先生が「『百人一首』は謎だらけ」と題して講義しました。
日本文学科については、上記どの手段においても、ご来場くださった方に、できるかぎり「学生から見た」法政大学日本文学科の学びの特徴や魅力をお伝えしています。高校での国語の学びとどのように異なるのか?法政大学だからこそできる学びは?日本文学科の学生の実態は?など、パンフレットやホームページには掲載されない、学生の生の声を大切にしていました。
お忙しいなか、日本文学科の学科説明会や展示部屋での展示をご覧くださった皆様に、少しでも多く、日本文学科の魅力がお伝えできていれば良いなと思いつつ…
私自身は、今年度でオープンキャンパススタッフ・文学部企画スタッフとして3年目を迎え、過去2年間で得た経験や知識を応用することはもちろん、自分の視野をより広げるために、部署横断型の学生トークショーの企画にも参加しました。
文学部企画の活動では、昨年に引き続き学科説明会の学生トークを担当し、昨年よりも自身の経験を踏まえ、できるかぎり内容の濃いものをお話するよう心がけました。展示部屋では、学生トークよりも具体的に、個々の来場者の方の将来の選択の手助けができたら良いなと考えながら、多くの来場者の方とお話させていただきました。
部署横断型の学生トークショーでは、部署を超えた先輩同期後輩とともに、ご来場くださった皆様にオープンキャンパスをより有意義に過ごしていただきたいという想いから、時には夜遅くまで何度もミーティングやリハーサルを行って本番に臨みました。
文学部企画内での活動、そして学生トークショーでの活動を通して、改めて、法政大学のオープンキャンパスは、「270人の学生スタッフ」と私たちの活動を支えてくださる「教授や職員の方々」、そして何よりも当日お越しくださった「来場者の方々」という3つの要素がそろって、初めて完成形になるのだということを実感しました。
スタッフ3年目として活動した約半年間は非常にあっという間でした。特に企画内での活動はとても充実しており、この活動が半年で終わってしまうことが寂しいくらいです。また来年、機会があれば、文学部企画で活動できたら良いなと思いつつ…
15人の文学部企画スタッフ、270人のオープンキャンパススタッフ、教授・職員の方々、そして当日ご来場いただきましたすべての皆様、本当にありがとうございました。
(文学部企画 文学部日本文学科 3年 大野沙紀)