法政大学大学院日本文学専攻研究誌『日本文学論叢』第52号が刊行されました。
目次は下記の通りです。
○*********○
《論文》
峰行くししの友を多み~万葉集二四九三番歌の「しし」はカモシカではない~ 斉藤榮一
流布本『平治物語』覚書~位置・成立・性格について~ 有賀伊織
隠喩としての〈疫病〉:寺山修司の戯曲『疫病流行記』小林福実
《創作》詩・短歌・エッセイ・評論
肉芽・あさぶく 石川美実
親しみのある来世 磯崎真悠子
プロメテウスの勇気 阿部愛利咲
九州大学附属図書館音無文庫蔵『間彙』について 富山隆広
娯楽文学における一九三九年~戦間期の探偵から戦時体制下の探偵へ~ 杉本裕樹
中上健次の〈十九歳〉~「なにものか」になるために~ 鈴木華織