『能と狂言』第23号が刊行されました

『能と狂言』第23号(能楽学会編)が、12月16日にぺりかん社から刊行されました。

同誌は、2002年に設立された能楽学会により2003年3月に第1号が発行されました。

今号の【特集】では、第23回能楽学会大会から大会企画「太平記と能」を取り上げ、小秋元段先生(法政大学教授)により、「『太平記』の諸本と能―〈檀風〉を中心に」が掲載されています。【トークセッション報告】では、「能楽の放送・動画配信」が山中玲子先生(能楽研究所教授)により報告されています。【テーマ研究】では、伊海孝充先生(法政大学教授)により「「脇之為手」展開史再検」、中司由起子先生(法政大学兼任講師)により「江戸時代初期のワキの演技―脇型付の記述から」が掲載されています。また、【紹介】では、佐藤和道氏により西野春雄先生(法政大学名誉教授)の著書「ミネルヴァ日本評伝選『世阿弥』」が取り上げられ、中司由起子先生により東海能楽研究会三十周年記念論集『能・狂言について考える』が紹介されています。

この機会に、ぜひお手にとってご覧ください。

以下、書誌情報と目次は、出版社サイトからの内容の転載でございます。

    ※

【書誌情報】

発行:ぺりかん社 

発行日:2025年12月16日

定価:2,200円(税込)

頁数:A5判・122頁

ISBN: 978-4-8315-1711-1

〈紹介〉

能楽学会第23回大会より「太平記と能」を特集。『太平記』の成立と「能」の大成期が、14世紀後半で重なることを視野に入れ、その影響関係を考察する。執筆:中嶋謙昌/小秋元段/小林健二/金井雄資/横山太郎ほか

〈目次〉

【特集】太平記と能
大会企画について……中嶋謙昌
『太平記』の諸本と能 ― 〈檀風〉を中心に ……小秋元 段
「武文図屛風」を読み解く ― 能《武文》と幸若舞曲「新曲」……小林健二
対談『武文』をめぐって……金井雄資・横山太郎
全体討議 小秋元 段 小林健二 金井雄資 横山太郎 司会 中嶋謙昌
【トークセッション報告】
能楽の放送・動画配信……山中玲子
【論文】
能の「大法」と中世社会……高谷知佳
【テーマ研究】能のワキ―技芸と歴史―
ワキをめぐる諸問題……大谷節子
「脇之為手」展開史再検……伊海孝充
江戸時代初期のワキの演技―脇型付の記述から ……中司由起子
脇語をめぐる試論 ― 元雅創案の可能性 ……恵阪 悟
対談「能のワキ」……有松遼一(聞き手 大谷節子)
【紹介】
西野春雄著 ミネルヴァ日本評伝選『世阿弥』……佐藤和道 
鈴木さやか著 『世阿弥の「花」を知る ― 能楽論と謡曲を通して』……玉村 恭
重田みち著『風姿花伝研究』……岩崎雅彦
『近世初期囃子伝書集』、『実鑑抄系伝書(下)』、『うたひ鏡』、『宝生宗家展』……中嶋謙昌
東海能楽研究会三十周年記念論集『能・狂言について考える』……中司由起子
【例会ノート】〔東京例会・関西例会〕 横山太郎/八木智生
【研究発表要旨】水町浩之/正原摂子/奥田茉莉子/西脇藍/渡邊洋子/三浦裕子
彙報・能楽学会規約

 

 

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