尾谷昌則著『その言葉の本当の思惑を見抜く言語学』が刊行されました

尾谷昌則先生(日本文学科教授)の著書『その言葉の本当の思惑を見抜く言語学』が、2026年5月28日にサンマーク出版より刊行されました。

同書は、普段相手が何気なく口にしている言葉の裏に潜む思惑を読むというコンセプトではありますが、心理学の本ではなく、言語学の一般理論を前面に出しているところが特徴です。具体的には、人の会話が滞りなく運ぶ背後にどのような原理・原則があるのかを考えたポール・グライスが提唱した「協調の原理」および「会話の原則」と、 コミュニケーション上の摩擦を最小限にするために我々が無意識のうちに言葉でどのように相手との距離感を調節しているのかを考えたブラウンとレヴィンソンが提唱した「ポライトネス理論」が二本柱になっています。

これらの理論は、尾谷先生が実際に一年次の入門科目「日本言語学概論B」でも紹介されているもので(およそ講義4回分に相当)、それを一般向けに、具体例を増やして平易かつ愉快に解説したものだそうです。卒業生の皆さんにとっては、懐かしい講義風景が思い出されるかもしれません。ぜひお手にとってご覧ください。

以下、書誌情報と目次は、出版社サイトからの転載でございます。

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【書誌情報】
発行:サンマーク出版
発行日:2026年5月28日
定価;1,980円(税込)
頁数:336ページ
ISBN: 978‐4763143075

【目次】
序章 言葉の裏を読むための言語学
第1章 知らぬ間に言葉遣いを決めている大原則
第2章 協調の原理 会話を成立させる4つの原則
第3章 ポライトネス 距離を決める丁寧さの原理
終章 世界の見方を明らかにする言語学

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