『日本文學誌要』第93号が刊行されました。
今号は、昨年にお亡くなりになった杉本圭三郎先生、笠原淳先生の追悼特別号となっております。
目次は以下の通りです。
〈追悼〉
杉本圭三郎、笠原淳両先生を偲んで
(立石伯)
杉本先生、今でも手帳はご不用ですか。笠原先生、今日も手ぶらでお散歩ですか
(坂本勝)
〈思い出を語る/杉本圭三郎先生〉
「平家」を朗唱する杉本さん(山下宏明)
杉本圭三郎先生の思い出(西野春雄)
杉本先生を偲ぶ(小秋元段)
杉本圭三郎先生との出会い(谷口卓久)
好奇心の小宇宙―杉本先生を偲ぶ―(永藤美緒)
杉本圭三郎先生の面影(写真ページ)
〈思い出を語る/笠原淳先生〉
淳をふたつにわけた享水の句(司修)
煙突部屋の思い出ほか(勝又浩)
笠原さんの俳句(廣田眞一)
笠原さんのこと(大槻慎二)
笠原さんの研究室(田中和生)
笠原淳先生との思い出(赤在翔子)
思い出(周重雷)
笠原淳先生の面影(写真ページ)
〈論文〉
俊寛の姿容―能「俊寛」の歴史―(伊海孝充)
“〈漂白〉の門出”から“〈父〉への便り”へ―笠原淳論序説―(藤村耕治)
〈資料紹介〉
日本文学科の古典籍(一四)(加藤昌嘉)
〈論文〉
『源氏物語』における「心の闇」―光源氏と他の人物との相違―(山崎和子)
〈書評〉
勝又浩著『私小説千年史 日記文学から近代文学まで』(佐藤麻生)
〈法政大学国文学会彙報 二〇一五年度〉
〈投稿要項〉
〈法政大学国文学会会則〉
〈編集後記〉