Author Archives: nichibunka

佐藤未央子『谷崎潤一郎と映画の存在論』(水声社、2022年)書評

 谷崎潤一郎の研究に関して言えば、作品論・作家論はもとより、近年では谷崎の探偵小説に注目したものも出現してきている。本学で助教をお勤めになっている佐藤未央子先生の著書である本書は、そのような研究状況下で、大正期や映画、谷 […]

日文科卒業生の作品が掲載

 日下雪さん(筆名、応募当時4年生)の小説「ぴか/\の零」が、『緊急文学宣言むさしの学生小説コンクール作品集』に掲載されました。  本書は、武蔵野大学と武蔵野文学館が新潮社の協力のもとに開催した「むさしの学生小説コンクー […]

佐藤未央子先生が芸術選奨新人賞(評論等)を受賞

2022年度の芸術選奨文部科学大臣賞と同新人賞の受賞者が、3月1日に文化庁から発表され、日本文学科の佐藤未央子先生が新人賞(評論部門)を受賞ました。同賞は、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評 […]

ことばを追い求めるということ――山﨑修平『テーゲベックのきれいな香り』を読んで(鈴木華織)

 想像を絶する出来事が起こった時、果たして自分はその事象を満足できることばにして表すことは可能なのか。そして、その〈満足できることば〉とはいかなるものなのか。それが、詩人である山﨑修平氏の初めての小説『テーゲベックのきれ […]

奥野紗世子さんの新作「オーシャンビューの街のやつ」が『文學界』(2022年12月号)に掲載

デビュー作「逃げ水は街の血潮」で第124回文學界新人賞(2019年度)を受賞した奥野紗世子さん(大学院日本文学専攻修士課程)の新作「オーシャンビューの街のやつ」が、『文學界』12月号に掲載されています。昨年も「無理になる […]

井口可奈さんが「第4回ことばと新人賞」にて佳作を受賞!

 日本文学科卒業生の井口可奈さん(中沢ゼミ)が「第4回ことばと新人賞」にて佳作を受賞しました。応募総数は318作品で、選考委員には小説家の江國香織さんや滝口悠生さんをはじめ錚々たる方々が名を連ねています。受賞作「かにくは […]

山﨑修平さんの小説が河出書房新社から出版されます

山﨑修平さん(大学院日本文学専攻博士課程在籍中)の小説が、河出書房新社から出版されることになりました。詳細は以下のリンクをご覧下さい。 山﨑修平『テーゲベックのきれいな香り』(河出書房新社)  

濱谷真広さん「第17回小説現代長編新人賞」第一次選考を通過

「いくつかの嘘」で濱谷真広さんが「第17回小説現代長編新人賞」(講談社主催)の第一次選考を通過しました。一次選考の結果は、『小説現代』10月号に掲載されています。 なお、「第18回小説現代長編新人賞」は現在公募中なので( […]

法政大学国文学会の懇親会について

ギリギリまで感染状況を見守っておりましたが、今週末に開催される法政大学国文学会大会では、対面形式の懇親会は中止とすることに決定しました。 しかし、大会が終了してもしばらくはZoomを閉じませんので、オンライン上での懇親は […]

法政大学国文学会2022年大会のお知らせ

2022年度の法政大学国文学会大会を以下の要領で開催します。 ◆日 時: 2022年9月24日(土) 13時30分より ◆会 場: 法政大学 ボアソナードタワー26階 スカイホール ◆参加費: 無料 ※ 対面参加、オンラ […]