国立劇場キャンパスメンバーズ7月~9月のご案内

 7月から9月にかけて行われる主な国立劇場キャンパスメンバーズ対象の公演のご案内です。
 下記以外にも国立劇場では様々な公演が行われていますので、下部リンクのPDFファイルをご覧いただくか、80年館8階日文共同研究室前にチラシのファイルがありますので、ご参照ください。
 時間の融通がきく夏期休暇中に古典芸能に触れてみてはいかがでしょうか。

【国立劇場】
7月特別企画公演
「春日若宮おん祭―おん祭の神事と芸能―」
7月30日(土)開演時間:11時30分、14時30分
チケットは発売中

邦楽「日本音楽の光彩Ⅱ―時代を映す作品選―」
7月9日(土)開演時間:14時、18時
チケットは発売中

歌舞伎音楽既成者研修会発表「音の会」
8月12日(金)、13日(土)開演時間:12時
チケットは電話は7月11日~、窓口は7月12日~

歌舞伎俳優研修修了生・既成者研修発表会
「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」
8月17日(水)~21日(日)開演時間:12時
チケットは電話は7月11日~、窓口は7月12日~

舞踊公演「道成寺の舞踊」
9月10日(土)開演時間:13時、17時
チケットは電話は7月11日~、窓口は7月12日~

9月特別企画公演「日本の太鼓」
9月24日(土)、25日(日)開演時間:14時
チケットは電話は7月11日~、窓口は7月12日~

【国立能楽堂】
7月6日(水)開演時間:13時
能「白鬚」観世銕之丞(観世流)
間狂言「道者」山本泰太郎(大蔵流)
チケットは発売中

7月22日(金)開演時間:18時30分
狂言「磁石」茂山七五三(大蔵流)
能「自然居士」武田宗和(観世流)
チケットは発売中

※発売中のチケットについては、既に売り切れている場合もありますことをご容赦ください。

キャンパスメンバーズ7月~9月のご案内(PDF)

キャンパスメンバーズ利用方法(PDF)

大学将棋の個人戦で日文2年生が活躍

20160704 日文2年生の池田大一勢(たいせい)君が、4月24日の関東大学将棋連盟主催の春季個人戦(大学1年~4年の計200名以上参加)で、準優勝しました。
 そして、全国の代表32名による第72回学生名人戦が、5月21、22日に東京都港区チサンホテル浜松町で行われ、池田君はベスト4に入りました(準決勝で池田君に勝った金沢大の2年生が優勝しました)。この結果は、『朝日新聞』(5月23日の朝刊)に記事が掲載されました。
 また、法政大学将棋部は春季団体戦においても7戦全勝した池田君らの活躍で、B級1組で逆転優勝し、秋季団体戦ではA級で戦うことになります。(将棋部顧問 間宮厚司)

「修士論文中間報告会」のお知らせ

大学院日本文学専攻修士論文中間報告会を、下記のとおり実施します。
修士課程2年生全員が、研究の中間報告を行う場です。
その他の学生も、万障繰り合わせて参加し、質疑応答に加わって下さい。

日時:2016年7月13日(水)13時30分~
場所:大学院棟202教室 

▼修士課程2年生への連絡▼
【A】日本文学専攻の修士課程2年生は、(本年度修士論文を提出する予定であるか否かにかかわらず)、必ず、修士論文(もしくは研究副論文)の中間報告を行って下さい。
※休学中の学生や、諸事情があって発表できないという学生は、指導教員もしくは 専攻主任と相談して下さい。

【B】発表者は以下の要領で準備をして下さい。
◎発表時間は5分です。研究内容を要領よくまとめて下さい。
◎質疑応答時間は10分です。
◎発表プリントを準備して下さい。A3サイズ、1枚分とします(裏面は使用不可)。
◎発表プリントは、7月6日(水)20時までに、80年館8階「日本文学科共同研究室」に提出してください。
〈注記〉発表時にプリントを差し替えるような行為は、認めません。

問い合わせ先:日本文学専攻主任 坂本勝

2016年度法政大学国文学会プログラム

2016年度の法政大学国文学会プログラムが完成しましたので、お知らせ致します。
会員の皆様やOB・OGの方々のご出席を心よりお待ちしております。
また、会員でない方の参加も大歓迎ですので、ご興味のある方は、ぜひ足をお運びください。(会員外の方の事前申込は不要です。参加費無料。)

■日時…2016年7月23日(土)13時より受付開始
■会場…法政大学ボアソナードタワー26階 スカイホール

【大会】
開会挨拶(13時30分より) 

研究発表(13時45分より)
〈読む〉ことによる方法的発展
  ――一九五〇~一九五二年における石川淳の文業について
  法政大学大学院博士後期課程1年 関口 雄士
三島由紀夫と北杜夫―南米移民を視座として
  法政大学日本文学科助教 山田 夏樹

講演(15時30分より)
漱石の中国文学受容―南画趣味時代の漢詩を中心として―
  法政大学日本文学科教授 黒田 真美子

【総会】会務報告・会計報告・役員改選・その他(16時30分より)

【懇親会】
立食パーティー(17時より2時間程度)
 会費 一般会員…1,000円
    学部生、院生、通教生、2014年度・2015年度卒業生…無料
会場…ボアソナードタワー26階 ラウンジ

【問い合わせ先】
法政大学国文学会事務局(担当:鈴木)
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1法政大学80年館内
日本文学科共同研究室
電話・FAX:03-3264-9752
Eメール:kaori.suzuki.63@adm.hosei.ac.jp
※現在、法政大学市ヶ谷キャンパスでは55・58年館立替工事を行っておりますため、お足下が悪くなっている場所がございます。ご不便をおかけしますが、お越しの際にはご注意くださいますようお願い申し上げます。

【研究発表要旨】
■〈読む〉ことによる方法的発展
――一九五〇~一九五二年における石川淳の文業について
  関口 雄士(法政大学大学院博士後期課程一年)
 石川淳の文業は長く、半世紀以上にもおよぶ。そして、石川淳はそのときどきでさまざまな〈方法〉を発明し、放棄し、また発明することを繰りかえしてきた。それをたしかめるとき、あたかも文学的な山脈をながめるかのごとき心地のするものであるが、そのときどきにおいて山頂があるならば、谷間や往路があることもまた自明である。
本発表では、そうした時期のひとつと目される一九五〇年から一九五二年にかけての石川淳の文業をたしかめ、この時期に石川淳の文学的主題が変容したこと、それを表現するためにどのような文学的鍛錬をおこなったかということを、「野守鏡」(『群像』一九五〇年一月)、『夷齋筆談』(『新潮』一九五〇年十月~翌十月、十一回九篇)、『夷齋俚言』(『文學界』一九五一年八月~翌八月、十三回十三篇)の読解をとおして闡明したい。

■三島由紀夫と北杜夫―南米移民を視座として
  山田 夏樹(法政大学日本文学科助教)
 三島由紀夫「白蟻の巣」(「文芸」一九五五・九)、北杜夫「輝ける碧き空の下で」(「新潮」一九七九・五~一九八一・八)は、共にブラジル移民を通して〈日本人〉を描いた作品である。近年、三島由紀夫と北杜夫を比較する論考も見られるようになったが、その点が深められているとは言えない状況にある。今回、同様に南米移民を描いている手塚治虫「グリンゴ」(「ビッグコミック」一九八七・八・一〇~八九・一・二五)も視野にいれつつ、そこで戦後日本がどのように問われているのかを改めて考察していきたい。

国立劇場キャンパスメンバーズ6月・7月のご案内

 6月と7月に行われる主なキャンパスメンバーズ対象の公演のご案内です。
 下記以外にも国立劇場では様々な公演が行われていますので、下部リンクのPDFファイルをご覧いただくか、80年館8階日文共同研究室前にチラシのファイルがありますので、ご参照ください。
 先月にご案内をしました国立劇場50周年記念公演の内、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」三ヶ月連続完全通し上演(10月~12月)のチラシが届きました。ご興味のある方はチラシもしくは国立劇場のHPをご覧ください。なお、チケットの発売は9月以降になりますので、ご留意ください。

【国立劇場】
伝統芸能の魅力
「雅楽を楽しむ」「日本舞踊を楽しむ」
6月4日(土)開演時間:11時30分、14時30分
「声明を楽しむ」「邦楽を楽しむ」
6月11日(土)開演時間:11時30分、14時30分
チケットは発売中

文楽若手会「妹背山婦女庭訓」
6月25日(土)~26日(日)、開演時間:13時
チケットは発売中

邦楽「日本音楽の光彩Ⅱ―時代を映す作品選―」
7月9日(土)開演時間:14時、18時
チケットは発売中

特別企画
「春日若宮おん祭―おん祭の神事と芸能―」
7月30日(土)開演時間:11時30分、14時30分
チケットは発売中

【国立能楽堂】
6月17日(金)開演時間:18時30分
狂言「太刀奪」大藏彌太郎(大蔵流)
能「景清」塩津哲生(喜多流)
チケットは発売中

7月6日(水)開演時間:13時
能「白鬚」観世銕之丞(観世流)
間狂言「道者」山本泰太郎(大蔵流)
チケットは電話は6月9日~、窓口は6月10日~

7月22日(金)開演時間:18時30分
狂言「磁石」茂山七五三(大蔵流)
能「自然居士」武田宗和(観世流)
チケットは電話は6月9日~、窓口は6月10日~

※発売中のチケットについては、既に売り切れている場合もありますことをご容赦ください。

キャンパスメンバーズ6月・7月のご案内(PDF)

キャンパスメンバーズ利用方法(PDF)

キャンパスメンバースおすすめ公演(PDF)

国立劇場キャンパスメンバーズ5月・6月のご案内

 5月と6月に行われる主なキャンパスメンバーズ対象の公演のご案内です。
 下記以外にも国立劇場では様々な公演が行われていますので、下部リンクのPDFファイルをご覧いただくか、80年館8階日文共同研究室前にチラシがありますので、ご参照ください。
 なお、今年の9月以降、国立劇場では開場50周年記念事業として様々な催しが行われます。詳細は、国立劇場のHPをご覧ください(記念事業にキャンパスメンバーズが適応されるかは未定です)

【国立劇場】
文楽公演「絵本太功記」
5月11日(水)~23日(月)、開演時間:14時、17時
チケットは発売中

雅楽公演「管絃―盤渉調と太食調」
5月28日(土)、開演時間:14時
チケットは発売中

伝統芸能の魅力
「雅楽を楽しむ」「日本舞踊を楽しむ」
6月4日(土)、開演時間:11時30分、14時30分
「声明を楽しむ」「邦楽を楽しむ」
6月11日(土)、開演時間:11時30分、14時30分
チケットは発売中

若手文楽会「妹背山婦女庭訓」
6月25日(土)~26日(日)、開演時間:13時
チケットは電話は5月11日~、窓口は5月12日~

【国立能楽堂】
5月11日(水)開演時間:13時
狂言「塗師平六」野村萬斎(和泉流)
能「小袖曾我」上田拓司(観世流)
チケットは発売中

5月20日(金)開演時間:18時30分
狂言「昆布売」山本則俊(大蔵流)
能「呉服」梅若玄祥(観世流)
チケットは発売中

6月1日(水)開演時間:13時
狂言「腰折」佐藤友彦(和泉流)
能「羽衣」藤井雅之(宝生流)
チケットは電話は5月9日~、窓口は5月10日~

6月17日(金)開演時間:18時30分
狂言「太刀奪」大藏彌太郎(大蔵流)
能「景清」塩津哲生(喜多流)
チケットは電話は5月9日~、窓口は5月10日~

※発売中のチケットについては、既に売り切れている可能性もありますことをご容赦ください。

キャンパスメンバーズ5月・6月(PDF)

キャンパスメンバーズ利用方法(PDF)

5月のおすすめ公演(PDF)

新入生歓迎会を開催しました

 新年度の恒例となりました新入生歓迎会が、今年も4/16(土)に58年館2階の教職員食堂で行われ、当日は約80名近くの新入生が参加してくれました。
 藤村先生による乾杯の挨拶で会が始まりましたが、ほとんどの一年生が大人数による立食式の会食に慣れていないことから、藤村先生よりこのような場での〈乾杯マナー〉の手ほどきがされ、なごやかに開始となりました。DSCF0383
 歓談の後、先輩たちによるゼミの紹介が行われました。研究分野の詳細やゼミの特色はもちろん、普段の講義形式の授業では知りえないような先生の面白いエピソード等が飛び出すことも。当日出席された先生方からも、ゼミについてのお話や日文科の内輪話も出たりして、会場が笑いに包まれることもしばしばでした。
 また、ゼミ以外でも『法政文芸』の学生編集委員や、日文科内での催し等を運営する学生委員会についての説明もあり、多くの一年生に法政大学ならではの「学生が主体となって動く」という科の活動内容を知ってもらったことと思います。

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 会の終了後は場所を80年館に移し、先生方の研究室を訪問するツアーとなりました。こちらも多くの一年生が参加してくれて、恐らく初めて見る大学教員の研究室に興味津々のようでした。研究室を開放してくれた先生やツアーに同行した先輩に対して研究やゼミについての質問を熱心にする一年生も多く、これからの学生生活を充実させようとする気持ちが伝わって来ました。

(日本文学科共同研究室助手 鈴木)

 

2016年度「教職をめざす学生のための特別講座」を開催します

本年度も日本文学科・大学院日本文学専攻主催の「教職をめざす学生のための特別講座」を開催します。

2020年度の「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の導入に代表されるように、今、日本の学校教育のあり方は大きく変わろうとしています。教育の現場では、教師や授業方法に何が求められているのでしょうか? それは恐らく、学部生・大学院生の皆さんが、自分が受けてきたころの中学・高校での教育とは異なるものです。

これから教職に就くためには、まさにこの点を認識し、意識しながら勉強をつづけることが大切です。この講座では、現場経験豊富な講師の先生方と、これからの教育についてともに考えてゆきます。

第1回 5月30日(月)6時限目(18:30~20:00) BT25階B会議室
テーマ これからの学校で求められる授業
講 師  三浦 修一 先生(前 横浜国立大学 教育デザインセンター 主任研究員)

第2回 6月6日(月)6時限目(18:30~20:00) BT19階D会議室
テーマ これからの教師に求められる資質能力
講 師  新藤 久典 先生(国立音楽大学 教授)

第3回 6月16日(木)6時限目(18:30~20:00) BT19階D会議室 (曜日が異なります)
テーマ 私学教員になるということ~私立学校ならではのメリットとは何か~
講 師 都築 則幸 先生(成城学園中学高等学校 教諭)

受講料は無料です。講義は国語科にかかわるものだけではありません。他学部・他研究科の方でも受講できます。

申し込み先 日本文学科 小秋元 段 dkoakimt@hosei.ac.jp 5月23日(月)締切(学年・学部学科・ゼミ名等を明記し、e-mailで申し込んでください)

教職をめざす学生のための特別講座チラシ

『日本文學誌要』第93号が刊行されました

誌要93号
『日本文學誌要』第93号が刊行されました。
今号は、昨年にお亡くなりになった杉本圭三郎先生、笠原淳先生の追悼特別号となっております。
目次は以下の通りです。

 

〈追悼〉
 杉本圭三郎、笠原淳両先生を偲んで
 (立石伯)
 杉本先生、今でも手帳はご不用ですか。笠原先生、今日も手ぶらでお散歩ですか
 (坂本勝)

〈思い出を語る/杉本圭三郎先生〉
 「平家」を朗唱する杉本さん(山下宏明)
 杉本圭三郎先生の思い出(西野春雄)
 杉本先生を偲ぶ(小秋元段)
 杉本圭三郎先生との出会い(谷口卓久)
 好奇心の小宇宙―杉本先生を偲ぶ―(永藤美緒)
 杉本圭三郎先生の面影(写真ページ)

〈思い出を語る/笠原淳先生〉
 淳をふたつにわけた享水の句(司修)
 煙突部屋の思い出ほか(勝又浩)
 笠原さんの俳句(廣田眞一)
 笠原さんのこと(大槻慎二)
 笠原さんの研究室(田中和生)
 笠原淳先生との思い出(赤在翔子)
 思い出(周重雷)
 笠原淳先生の面影(写真ページ)

〈論文〉
 俊寛の姿容―能「俊寛」の歴史―(伊海孝充)
 “〈漂白〉の門出”から“〈父〉への便り”へ―笠原淳論序説―(藤村耕治)

〈資料紹介〉
 日本文学科の古典籍(一四)(加藤昌嘉)

〈論文〉
 『源氏物語』における「心の闇」―光源氏と他の人物との相違―(山崎和子)

〈書評〉
 勝又浩著『私小説千年史 日記文学から近代文学まで』(佐藤麻生)

〈法政大学国文学会彙報 二〇一五年度〉
〈投稿要項〉
〈法政大学国文学会会則〉
〈編集後記〉

『「作家特殊研究」研究冊子5 青山七恵』が刊行されました

大学院・日本文学専攻内に「文芸創作研究プログラム」が発足したのが、2011年度。
その成果は、毎年、『「作家特殊研究」研究冊子』という形で公刊されています。

「1」は「絲山秋子」、「2」は「長嶋有」、「3」は「柴崎友香」、「4」は「前田司郎」。
そして、2015年度の成果として、「5:青山七恵」が刊行されました。

青山先生と受講者たちによる、「インタビュー」「基礎資料」「作品研究」「創作」、そして「特別企画」などが収録されています。
一年間の成果を御覧いただけましたら幸いです。
※冊子をご希望の方は、下記までお申し込みください。

〒102−8160
東京都千代田区富士見2−17−1
法政大学80年館日文共同研究室内
「作家特殊研究」研究冊子刊行委員会
TEL&FAX 03(3264)9752

作家研究青山七恵目次