2016年度「教職をめざす学生のための特別講座」を開催します

本年度も日本文学科・大学院日本文学専攻主催の「教職をめざす学生のための特別講座」を開催します。

2020年度の「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」の導入に代表されるように、今、日本の学校教育のあり方は大きく変わろうとしています。教育の現場では、教師や授業方法に何が求められているのでしょうか? それは恐らく、学部生・大学院生の皆さんが、自分が受けてきたころの中学・高校での教育とは異なるものです。

これから教職に就くためには、まさにこの点を認識し、意識しながら勉強をつづけることが大切です。この講座では、現場経験豊富な講師の先生方と、これからの教育についてともに考えてゆきます。

第1回 5月30日(月)6時限目(18:30~20:00) BT25階B会議室
テーマ これからの学校で求められる授業
講 師  三浦 修一 先生(前 横浜国立大学 教育デザインセンター 主任研究員)

第2回 6月6日(月)6時限目(18:30~20:00) BT19階D会議室
テーマ これからの教師に求められる資質能力
講 師  新藤 久典 先生(国立音楽大学 教授)

第3回 6月16日(木)6時限目(18:30~20:00) BT19階D会議室 (曜日が異なります)
テーマ 私学教員になるということ~私立学校ならではのメリットとは何か~
講 師 都築 則幸 先生(成城学園中学高等学校 教諭)

受講料は無料です。講義は国語科にかかわるものだけではありません。他学部・他研究科の方でも受講できます。

申し込み先 日本文学科 小秋元 段 dkoakimt@hosei.ac.jp 5月23日(月)締切(学年・学部学科・ゼミ名等を明記し、e-mailで申し込んでください)

教職をめざす学生のための特別講座チラシ

『日本文學誌要』第93号が刊行されました

誌要93号
『日本文學誌要』第93号が刊行されました。
今号は、昨年にお亡くなりになった杉本圭三郎先生、笠原淳先生の追悼特別号となっております。
目次は以下の通りです。

 

〈追悼〉
 杉本圭三郎、笠原淳両先生を偲んで
 (立石伯)
 杉本先生、今でも手帳はご不用ですか。笠原先生、今日も手ぶらでお散歩ですか
 (坂本勝)

〈思い出を語る/杉本圭三郎先生〉
 「平家」を朗唱する杉本さん(山下宏明)
 杉本圭三郎先生の思い出(西野春雄)
 杉本先生を偲ぶ(小秋元段)
 杉本圭三郎先生との出会い(谷口卓久)
 好奇心の小宇宙―杉本先生を偲ぶ―(永藤美緒)
 杉本圭三郎先生の面影(写真ページ)

〈思い出を語る/笠原淳先生〉
 淳をふたつにわけた享水の句(司修)
 煙突部屋の思い出ほか(勝又浩)
 笠原さんの俳句(廣田眞一)
 笠原さんのこと(大槻慎二)
 笠原さんの研究室(田中和生)
 笠原淳先生との思い出(赤在翔子)
 思い出(周重雷)
 笠原淳先生の面影(写真ページ)

〈論文〉
 俊寛の姿容―能「俊寛」の歴史―(伊海孝充)
 “〈漂白〉の門出”から“〈父〉への便り”へ―笠原淳論序説―(藤村耕治)

〈資料紹介〉
 日本文学科の古典籍(一四)(加藤昌嘉)

〈論文〉
 『源氏物語』における「心の闇」―光源氏と他の人物との相違―(山崎和子)

〈書評〉
 勝又浩著『私小説千年史 日記文学から近代文学まで』(佐藤麻生)

〈法政大学国文学会彙報 二〇一五年度〉
〈投稿要項〉
〈法政大学国文学会会則〉
〈編集後記〉

『「作家特殊研究」研究冊子5 青山七恵』が刊行されました

大学院・日本文学専攻内に「文芸創作研究プログラム」が発足したのが、2011年度。
その成果は、毎年、『「作家特殊研究」研究冊子』という形で公刊されています。

「1」は「絲山秋子」、「2」は「長嶋有」、「3」は「柴崎友香」、「4」は「前田司郎」。
そして、2015年度の成果として、「5:青山七恵」が刊行されました。

青山先生と受講者たちによる、「インタビュー」「基礎資料」「作品研究」「創作」、そして「特別企画」などが収録されています。
一年間の成果を御覧いただけましたら幸いです。
※冊子をご希望の方は、下記までお申し込みください。

〒102−8160
東京都千代田区富士見2−17−1
法政大学80年館日文共同研究室内
「作家特殊研究」研究冊子刊行委員会
TEL&FAX 03(3264)9752

作家研究青山七恵目次

 

国立劇場キャンパスメンバーズ4月・5月のご案内

4月と5月に行われる主なキャンパスメンバーズ対象の公演のご案内です。
下記公演以外にも落語等の公演でキャンパスメンバーズが適応されます。
詳細は下部リンクのPDFファイルをご覧いただくか、80年館8階日文共同研究室前にチラシがありますので、ご参照ください。

【国立劇場】
舞踏・邦楽公演「明日をになう新進の舞踏・邦楽鑑賞会」
4月16日(月)、開演時間:11時30分、14時30分
チケットは発売中

文楽公演「絵本太功記」
5月11日(水)~23日(月)、開演時間:14時、17時
チケットは電話は4月7日~、窓口は4月8日~

雅楽公演「管絃―盤渉調と太食調」
5月28日(土)、開演時間:14時
チケットは発売中

【国立能楽堂】
4月5日(火)開演時間:13時
狂言「盆山」丸石やすし(大蔵流)
能「鞍馬天狗」観世恭秀(観世流)
チケットは発売中

4月15日(金)開演時間:18時30分
狂言「悪坊」三宅右近(和泉流)
能「朝長」観世清和(観世流)
チケットは発売中

5月11日(水)開演時間13時
狂言「塗師平六」野村萬斎(和泉流)
能「小袖曾我」上田拓司(観世流)
チケットは電話は4月9日~、窓口は4月10日~

5月20日(金)開演時間18時30分
狂言「昆布売」山本則俊(大蔵流)
能「呉服」梅若玄祥(観世流)
チケットは電話は4月9日~、窓口は4月10日~

※発売中のチケットについては、既に売り切れている可能性もありますことをご容赦ください。

キャンパスメンバーズ4月・5月(PDF)

 

国文学会「教員のつどい」の第一回会合が開催されました

20160326_教員の集い 3月26日14時30分から、法政大学国文学会「教員のつどい」の第一回会合が開催されました。この会は、日本文学科出身の現役国語教員が国文学会の元に立ち上げたもので、昨年3月に立ち上げの会が開かれ、正式に発足しました。
 第一回目のテーマは〈教えることの悩み、教員としての悩み〉。参加者は小学校・中学校・高校の教員7名と、4月から教壇に立つ本年度卒業生1名の8名。フリートーク形式で、教員の質、部活動に関する悩み、生徒との距離の取り方、授業の工夫などについて、かなり突っ込んだ深い議論が交わされました。
 また、会長・副会長・書記の人選も行われました。この模様の詳細はこの会に参加を希望している国文学会員に、後ほど会報にてお送りする予定です。
 この会は年一回開催、第二回の開催は8月20日(土)、テーマは「アクティヴ・ラーニング(仮)」の予定です。ご関心がおありの方は、法政大学国文学会までお問い合わせください。

学位記授与式が行われました

 2016年3月24日に、2015年度学位授与式(=卒業式)が日本武道館で行われました。その後、市ヶ谷キャンパスにて日本文学科卒業生に対する学位記授与式が行われ、中沢けい教授から卒業生への祝辞が送られました。引き続き、在学生を代表して小池光君(尾谷ゼミ)から卒業する先輩への送辞があり、小野百合香さん(中丸ゼミ)が卒業生を代表して答辞を述べたあと、卒業生一人一人に阿部真弓学科主任より学位記が授与されました。

201620160324答辞祝辞 20160324答辞

 夕方からは、ボアソナードタワー26階のスカイホールにて「卒業生を励ます会」が催されました。日本文学科では、卒業生が恩師に対して謝意を示すために催す「謝恩会」ではなく、新たな門出を迎えた卒業生を励ますために法政国文学会と日本文学科学生委員会が中心になって「卒業生を励ます会」が伝統的に催されています。今年も学生委員会によるビンゴゲームなどをはじめ、教員による出し物などがあり、最後には全員で肩を組み、校歌の大合唱。4年間の思い出を語り尽くすには短い時間だったかもしれませんが、会は大いに盛り上がりました。
201603_卒業生を励ます会

第一回文学部同窓会特別奨励賞を加藤寿一さんが受賞されました

加藤君写真
 3月24日に行われた学位記交付式で、第一回文学部同窓会特別奨励賞の授賞式が行われ、卒業生の加藤寿一さんが受賞されました。
 同賞は文学部同窓会が今年度から始められた学生に対する顕彰制度の一つで、在学生の中から学科で一人、さまざまな分野において特にユニークな活躍が認められる人が選ばれ、贈られるものです。
 加藤寿一さんはバスケットボール部に所属し、法政のエースとしてチームを牽引し、関東大学リーグでは法政を1部昇格に導きました。また、関東大学バスケットボール選手権ではスリーポイント王で優秀選手賞を獲得する活躍を見せました。そして、卒業後はNBL(ナショナル・バスケットボール・リーグ)に所属する、アイシンシーホース三河のプロ選手になります。
DSCF0349 在学中の目覚ましい成果と、今後のさらなる活躍を祈っての選出・授賞となり、加藤さんには賞状と記念品、奨励金が贈呈されました。

第1回法政大学国文学会教員のつどいの交流会について

窓口教員の田中です。

明日開催される第1回「法政大学国文学会教員のつどい」の交流会ですが、

場所:中華料理「紅福臨」(http://r.gnavi.co.jp/gcm8800/map/)

時間:17時00分〜

となりました。懇親会からの参加も歓迎ですので、都合のつく会員および会員希望の方はぜひお越しください。

第1回法政大学国文学会教員のつどい定例会のご案内

第1回「法政大学国文学会教員のつどい」定例会のご案内

■日時:2016年 3月26日(土)14時30分~
■場所:法政大学ボアソナードタワー705教室

【定例会】14時30分〜
☆交流テーマ「教えることの悩み、教員としての悩み」
【総 会】定例会終了後〜
☆申し合わせ、役員改選、その他について
【交流会】17時00分〜
☆会 費:2,000円(国文学会年会費3,000円は別途申し受けます)
※別会場の予定で、交流会のみの参加も可能です。
■出席連絡用アドレス: hoseikokubunteacher(アットマーク)yahoo.co.jp

 

*****学校にて勤務の教員の方 各位*****

春寒の候、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて昨年、国語教員をしている卒業生である北川俊(2009年卒・小秋元ゼミ)、中村奈央子(2010年卒・藤村ゼミ)、鈴木健吾(2010年卒・田中ゼミ)、赤在翔子(2011年院卒・田中ゼミ)、加瀬ひとみ(2011年卒・藤村ゼミ)、宮負竣(2013年卒・藤村ゼミ)を呼びかけ人として、3月21日(土)に法政大学国文学会教員のつどい「立ち上げ会」を開催し、会を発足することにいたしました。7月26日(土)に行われた法政大学国文学会大会では、そのことを会長となった鈴木より報告し、法政大学国文学会内で教員のつどいの活動をすることを承認していただきました。

つきましては、第1回法政大学国文学会教員のついどい定例会を上記のとおり開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。当日は定例会終了後、第1回総会を開催して素案を作成した「法政大学国文学会教員のつどい申し合わせ(案)」をご承認いただき、申し合わせにしたがって来年度の役員および定例会についてご相談いたします。立ち上げ会に参加された会員のみなさま、また申し合わせの趣旨に賛同して「教員のつどい」会員になることを希望されるみなさま、ご多用中とは存じますが、是非ともご出席下さいますようお願い申し上げます。

法政大学国文学会教員のつどい会長 鈴木健吾

 

■窓口教員:藤村耕治、田中和生

博士論文口述試験(公開制)を実施します

博士論文の口述試験を下記のとおり実施します。
公開制で行いますので、関心のある方は奮ってご参加ください。

申請者 横手一彦氏
論文題目 戦後文学成立期に関する研究
主査 藤村耕治
副査 中丸宣明、前田角蔵

日時 2016年3月15日(火)14:00~
会場 80年館7階 中二会議室