2012年度第1回オープンキャンパスが無事終了

  去る6月16日(土)、市ヶ谷地区の2012年度第1回オープンキャンパスが開催されました。当日はあいにく雨でしたが、それでも大勢の来場者があり、日本文学科の学科説明会場には200人ほど(保護者の方も含む)の方が来てくださいました。
  当日は、田中和生先生による模擬講義「現実と言葉——近代文学の読み方」も行われ、真剣に耳を傾ける高校生の姿が見られました。文学部企画のブースでは、6学科の学生スタッフが学科紹介を行いつつ、高校生からの個別の質問にも対応。時間割や講義に関する質問から、サークルやアルバイトといった大学生活全般に関する質問まで、実に幅広い質問が寄せられ、それに答える学生スタッフも大忙しでした。当日は、学生編集委員が中心になって企画・編集している文芸誌『法政文芸』の展示・販売も行われ、多くの高校生の関心を集めていたようです。
  このような企画を通じて、入学後の大学生活が少しでも具体的にイメージできるようになったのであれば、これに勝る喜びはありません。次回は8月に開催されます。スタッフ一同、多くの皆様の来場を心よりお待ちしております。

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大学での就活力2012 第1回 開催のお知らせ

日本文学科 大学での就活力2012
第1回「採用担当経験者に聞く! 就活のツボ相談会」開催のお知らせ

4年生の皆さん。
連日の就職活動に卒論の準備と、忙しい毎日を送っていることと思います。
日本文学科では、就職戦線で奮闘中の皆さんに向けて、今年も「大学での就活力」を開催します。今回は、卒業生の方々をゲストに招き、自分に本当に合う会社選びや、面接での対応術などについて具体的にお話しいただき、さらに皆さんの現在の悩みについて個別に相談に乗っていただく機会を設けます。なお、今回は2部構成で行います。下記プログラムを参照の上、自分の関心に合わせて参加して下さい。授業等による事情で途中入退室も可能です。
ESがうまく通らない、面接までいっても落とされてしまう、集団面接が苦手、などなど、さまざまな悩みを抱えている皆さんに、是非とも参加頂きたいと思います。

開催日 2012年7月5日(木)
場所 ボアソナードタワー6階 0610教室

【プログラム】
第Ⅰ部
17:30~ ESを見直そう! レクチャー&個別指導 (尾谷昌則先生)
参加希望者はあらかじめ藤村耕治先生まで連絡下さい。また、自分の書いたESを複数持参して下さい。

第Ⅱ部
18:30~ 採用担当経験者に聞く! 就活のツボ相談会
《ゲスト》
八木夏希さん(2010年3月卒)
株式会社インテリジェンスHITO本部 人材採用部 新卒採用グループ勤務。
「自己分析」「はたらくイメージを掴む」という根本からミスマッチのない企業選びの考え方を話していただきます。

島田綾さん(2010年3月卒)
株式会社アイネス金融システム事業部金融第一部システム第四課勤務。
面接対策について具体的に話していただきます。

高村志穂さん(2007年3月キャリアデザイン学部卒)
前職の人材系企業で、アパレル企業の採用支援と大学生の就職支援に従事。
採用する企業の側の視点で、とくに志望動機に求められること、その作り方について話していただきます。
上記ゲスト3名にそれぞれ5分程度簡単に話をしていただいた後、内容別に3つの班に分かれて、お悩み相談会を行います。
採用する側の事情を知るゲストの皆さんに企業が求めていること、また皆さん自身がそれにどう向き合ったらいいかを聞いてみましょう!

19:50~ 面接で意識していますか? 言葉以外の要素(小林ふみ子先生)

第Ⅲ部
20:00~21:30 激励会@BT25階のスタッフクラブ

2012年度オープンキャンパス(市ヶ谷地区、第1回)のお知らせ

  今年度のオープンキャンパス(市ヶ谷キャンパス、第1回目)がいよいよ来週に迫ってきました。学生スタッフによる準備も着々と進められており、あとは当日を待つのみとなりました。日本文学科の模擬授業は、学科主任の田中和生先生が担当なさいます。講義タイトルは「現実と言葉——近代文学の読み方」です。どうぞお楽しみに。

<オープンキャンパス関連情報>
大学公式HPより
文学部公式HPより
受験生向け大学案内ビデオ(バーチャル・オープンキャンパス)

「教職をめざす学生のための特別講座」が終了しました

横浜国立大学教育人間科学部附属教育デザインセンター主任研究員の三浦修一先生をお迎えして開催した「教職をめざす学生のための特別講座」が終了しました。本年度は、第1回「教師という仕事~あなたはなぜ教師になりたいか~」(5月14日)、第2回「学校教育の現在~どんな教師が求められているか~」(5月28日)、第3回「教員採用試験~その内容から何を学ぶべきか~」(6月11日)の連続3回の講座で、35名の学生が受講しました(いずれも6時限目)。

生徒が自立して生きてゆく力を身につけるために、教師は各教科を通じてどのような授業を行ってゆくべきか。そして、それを実現するためには、どのような資質と能力が教師には必要なのか。3回を通じて共通するテーマはこの点にありました。横浜市立中学校校長、中央教育審議会臨時委員などを務め、学校教育の改革に長年とりくんでこられた三浦先生のお話には大きな説得力があり、教職をめざす学生にとってよき指針が示されたといえるでしょう。また、今回の講座では教職をめざす自己を見つめ直すことにも主眼がおかれ、講義だけでなく、グループディスカッションもとりいれられたのが特徴です。受講者の皆さんには、教師に求められる力量の大きさにたじろぐところもあったかもしれません。しかし、それ以上に教師という職業の魅力を実感することができたはずです。

2011年度より文学部日本文学科と大学院日本文学専攻では、教職をめざす学生の支援事業を行っています。本年度は今後、東京都私学教員適性検査事前学習会等の勉強会を開催する予定です。(報告者、小秋元)

2012年度 法政大学国文学会大会のお知らせ

  2012年度の法政大学国文学会大会を下記の通り開催致します。会員の皆様、卒業生の皆様、奮ってご参加下さい。例年通り懇親会も開催致しますので、旧交を温める機会としてもお使い頂ければと存じます。


■日 時    2012年 7月 14日(土) 13時より受付開始
■会 場   法政大学ボアソナードタワー26階 スカイホール


【大 会】 
   開会挨拶  (13時30分より)

   研究発表  (13時45分より)

      「太宰治『斜陽』における女性語りと聖書との関わりについて」
            法政大学大学院修士課程修了  熊崎 沙彩
      「能〈鐘巻〉から〈道成寺〉へ」
            法政大学大学院博士課程3年  深澤 希望

   講  演  (15時30分より)
      「ますます丁寧化する日本語 ~デス・マスを中心に~」
            法政大学准教授  尾谷 昌則


【総 会】 会務報告・会計報告・役員改選・その他(16時30分より)


【懇親会】 立食パーティー (17時より2時間程度)
     ※会費 一般 1,000円    学部生・院生 無料
      会場 ボアソナードタワー25階 スタッフクラブ


【問い合わせ先】
   法政大学国文学会事務局 東條沙織
   〒102-8160 東京都千代田区富士見2―17―1
     法政大学80年館内 日本文学科共同研究室
   電話・FAX 03―3264―9752
   Eメール saori.tohjoh.48@adm.hosei.ac.jp

第十四回文学フリマに参加

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  2012年5月6日(日)、東京流通センターにて第十四回文学フリマが開催されました。
  今回も法政文芸編集部は参加し、法政文芸のバックナンバー、法政大学の日文科文芸コースのゼミが作っている学生の作品集などの販売を行いました。法政文芸のブースも年々と刊行物が増えていますので、彩り豊かになってきています。今回も法政文芸のロゴが入ったクッションが目印になりました。
  文学フリマ当日は、隣接するセンタービルが電気工事のため、会場近くのコンビニやカフェも閉まっており、周りには何もないところなので、コンビニとカフェが閉まってしまった以上、さながら孤島のような場所へと化していました。さらにその影響で、会場の冷房も使用できず送風のみということでした。あいにく、その日は快晴だったので、会場の暑さに汗を流している人が多く見られ、熱気に包まれながら「文学」を求めて四千人近くもの人々が歩き回る光景は異様な迫力があり、いつもとは違う盛り上がりを見せていました。
  もちろん、それだけの人数が集まるのであれば、人と人との交流も盛んに行われています。法政文芸のブースにも、法政大学の出身者の方が、法政の名前を目にして、ブースに立ち寄ってくれるなどの出会いもありました。これだけの数の文学を好きな人が一堂に会する機会は、この文学フリマ以外にはなかなかないでしょう。
  次回の第十五回文学フリマも11月18日(日)にまた東京流通センターにて開催されます。その時には、現在鋭意製作中の法政文芸第八号を頒布することができると思うので、楽しみにしていただければと思います。まだ文学フリマに来たことがないという人で文学が好きだという人は、ぜひ文学フリマに来てください。あなたのまだ知らない本と人にきっと出会えます。
                             (日本文学科 三年 伏見亮祐)

文学部90周年企画シンポジウム「文学部で培う社会人力」のご案内

2012_flyer_01 法政大学文学部の歴史は、1922(大正11)年に遡ります。
 大学令によって私学が正式に大学として認められるようになり、その先駆けの1つとなった本学が、大正教養主義の時代にあって、法学部にあらたに哲学科・文学科を置いて法文学部とし、この2学科を「文学部」と通称したことに始まります。
 90年の節目を迎えた本年、文学部で学んだ学生たちがどのような力をつけ、社会に出てそれをどのように生かせるのか、文学部で学ぶ学生たちは何を強みにできるのかを考えるシンポジウムを開催します。
 文学部で学ぶ学生の皆さん、文学部への入学を検討されている受験生と保護者の皆さま、生徒の進学先を考えられる高等学校の先生方をはじめ、文学部の社会的意義に関心をもたれている多くの方々にご来場いただければ幸いです。

 日時:2012年7月21日(土)13:30~17:00
 場所:法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー26階スカイホール

プログラム:
〔第1部〕いかに社会人力を養うか
「大学での学びは社会で働く力を高める」
     法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授 藤村博之

「進路をひらく!言葉のチカラ」
     文章表現・コミュニケーションインストラクター  山田ズーニー
「評価力を鍛える!-プロジェクト型演習の可能性を探る-」
     同志社大学文学部国文学科教授  山田和人

〔第2部〕法政での実践
  「基礎ゼミから卒業論文まで」
     法政大学文学部 英文学科 准教授 川﨑貴子
        同       心理学科  教授 福田由紀

  「文学部卒の底力」
     法政大学文学部卒業生

お申込みはこちらへ https://www.hosei-web.jp/fm/10194.html

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「教職をめざす学生のための特別講座」(第1回)が開催されました

5月14日(月)18時30より、「教職をめざす学生のための特別講座」が開催されました。本年度は、横浜国立大学附属教育デザインセンター主任研究員で、元横浜市立中学校校長の三浦修一先生を講師にお招きしました。第1回のテーマは「教師という仕事―あなたはなぜ教師になりたいのですか―」です。

はじめに「教師」ということばからイメージするものを3人グループになって話し合い、その結果を参加者全体で共有しました。「鏡」「やりがいのある聖職」「見返りのない職業」「必要悪」(!)など、多彩な答えが飛びだし、さすがに日本文学科はユニークだとのコメントを先生からいただきました(笑)。そのあと、常に生徒や地域の人たちに注目されている、教師としての「身構え」の大切さが語られ、一同身の引き締まる思いに・・・。

そして講座の結びでは、「真の学力」を身につける教育とは?という問いかけがなされました。子どもたちが「真の学力」を身につけるためには、教師が自らの教育内容の必要性を生徒にきちんと説明できる実力をもたなければならないというお話で、深く印象に残りました。

このように三浦先生の講座は、主体的に考えることを通して、教師の仕事の根本を見つめ直すところに特徴があります。講座は5月28日、6月11日とつづきます。(報告者、小秋元)

能楽研究所創立60周年記念展示「能・狂言を描く」が開催されます

野上記念法政大学能楽研究所が本年、創立60周年を迎えます。これを記念して特別展示「能・狂言を描く」が以下のように開催されます。

日時 5月11日(金)~24日(木)10:00~18:00

※日曜休館(ただし、13日のみ、11:30~13:00開館)

場所 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー 14階 博物館展示室 入場無料

展示される資料のおもなものは、世阿弥伝書の『二曲三体人形図』、豪華な画帖の近衛家伝来『能御絵鑑』、そして幕末の勧進能の様子を克明に描いた『弘化勧進能絵巻』などの絵画資料です。これら研究所が誇る資料を一挙に展示する機会は稀であることから、ぜひ期間中に足をお運びください。なお、詳細はチラシ能・狂言を描くをご覧ください。

なお、これとあわせて、5月12日(土)・13日(日)に能楽学会第11回大会が、ボアソナードタワー26階スカイホールで開催されます。12日には伊海孝充日本文学科准教授の研究発表「儀理能に関する一考察―故事成句の引用に注目して―」が行われます。また、13日には講演会「能・狂言の絵画資料」が開催され、宮本圭造能楽研究所准教授の趣旨説明「能狂言を描く―展列品開設を兼ねて―」が行われます。詳細は能楽学会サイトご参照ください。   

新入生歓迎会を開催

 本日12:45より、58年会2階の学生食堂にて、新入生歓迎会が開催されました。この歓迎会は例年この時期に開催しているもので、本日は約130名の新入生が参加してくれました。
 前半は、新入生のために駆けつけてくれた各ゼミの先輩がぞれぞれのゼミ紹介を行いました。後半は、日本文学科の教員が自己紹介を行いましたが、さすがに講義でマイクを持ち慣れているためか、大きな笑いが起こるシーンが度々あり、会は盛況のうちに終わりました。
 その後、80年館の8階へ移動し、教員の研究室を訪問しながらの2次会(?)が行われました。新入生達は、教授の研究室をあちこち渡り歩き、書棚にある専門書を手に取って見たり、教授の研究分野について質問したりと、大学生らしい時間を過ごしていました。中には、難しそうな専門書に隠れるようにして書棚に置いてある漫画や、机上にある某アニメ番組のフィギュアを見つけたりと、大学教員の知られざる一面を垣間見た新入生もいたようですが、そのおかげで笑い声の絶えない賑やかな雰囲気がフロア全体に溢れていました。

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