新入生歓迎会を開催

 本日12:45より、58年会2階の学生食堂にて、新入生歓迎会が開催されました。この歓迎会は例年この時期に開催しているもので、本日は約130名の新入生が参加してくれました。
 前半は、新入生のために駆けつけてくれた各ゼミの先輩がぞれぞれのゼミ紹介を行いました。後半は、日本文学科の教員が自己紹介を行いましたが、さすがに講義でマイクを持ち慣れているためか、大きな笑いが起こるシーンが度々あり、会は盛況のうちに終わりました。
 その後、80年館の8階へ移動し、教員の研究室を訪問しながらの2次会(?)が行われました。新入生達は、教授の研究室をあちこち渡り歩き、書棚にある専門書を手に取って見たり、教授の研究分野について質問したりと、大学生らしい時間を過ごしていました。中には、難しそうな専門書に隠れるようにして書棚に置いてある漫画や、机上にある某アニメ番組のフィギュアを見つけたりと、大学教員の知られざる一面を垣間見た新入生もいたようですが、そのおかげで笑い声の絶えない賑やかな雰囲気がフロア全体に溢れていました。

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履修モデルの公開

2012年度新入生のみなさんへ

  4月3日の新入生オリエンテーションでもお話ししましたが、2012年度「文学部 履修の手引き」のP.55を見ていただくとわかるように、2012年度から履修単位上限が変更になりました。大きく変わったのは、再履修の科目が多い場合でも49単位までしか履修できないということです。それはつまり必修科目や選択必修科目といった、卒業に必要となる専門科目は単位を落としても履修し直せばいいという考え方ではなく、年次ごとに計画的に履修していくという考え方が必要だということを意味しています。
  日本文学科では、みなさんのその計画的な履修の参考にできるように、専門科目についていくつか履修モデルを作成しました。もちろんこれは一つのモデルであり、そのとおりに履修しなければならないというものではありません。1年生のときにはこんな科目を履修しておいた方がよく、2年次・3年次ではその次のステップに進み、4年次には卒業論文を提出するという、4年間での学びの大まかなイメージをつかんでほしいと思います。 (2012年度学科主任 田中和生)

専門科目の履修モデル1 文学コースで古典文学を研究する
専門科目の履修モデル2 文学コースで能楽を研究する
専門科目の履修モデル3 文学コースで近代文学を研究する
専門科目の履修モデル4 言語コースで日本語について研究する
専門科目の履修モデル5 文芸コースで創作について学ぶ

「教職をめざす学生のための特別講座」を開催します

このたび日本文学科・日本文学専攻では、「教職をめざす学生のための特別講座」を開催します。

今回のこの講座のねらいは、教師という職業とそれをめざす自分について徹底的に「考える」というところにあります。この夏、採用試験を受ける人はもちろん、将来漠然と教師になろうと考えている人にとっても、有意義な講座になるはずです。概要は以下のとおりです(講座内容の詳細は、教職特別講座チラシをご覧ください)。

講師 三浦修一先生
   (横浜国立大学教育人間科学部附属教育デザインセンター主任研究員、元
    横浜市立中学校校長)

講義内容
第1回 5月14日(月)6時限目(18:30~20:00)
テーマ 教師という仕事 ~あなたはなぜ教師になりたいか~

第2回 5月28日(月)6時限目(18:30~20:00)
テーマ 学校教育の現在 ~どんな教師が求められているか~

第3回 6月11日(月)6時限目(18:30~20:00)
テーマ 教員採用試験 ~その内容から何を学ぶべきか~

会場 法政大学 ボアソナードタワー 25階 会議室B(各日程とも)

申し込み
参加を希望する方は、5月7日(月)までに、下記あてに申し込みをお願いしま
す。その際、氏名、所属(学科・学年・ゼミ名)、メールアドレスをお知らせく
ださい。参加費は無料です。学年を問わず、参加できます。

日本文学科以外の方、既卒者の方も参加できます。

大学院日本文学専攻主任 小秋元 段
e-mail dkoakimt@hosei.ac.jp
電話・FAX 03-3264-9799

大学院 新入生オリエンテーションが行われました

4月4日(水)、大学院日本文学専攻の新入生オリエンテーションが行われました。オリエンテーションでは、科目履修の方法、修士論文への取り組み方などの説明がなされたほか、教員・学生の自己紹介や大学院諸施設の案内が行われました。終了後、大学院棟そばのレストランに場所を移し、新入生歓迎会が行われ、楽しいひとときを過ごしました。

本年度、日本文学専攻には16名の修士課程学生と2名の研修生が入学しました。皆さん、素晴らしい修士論文が書けますように!

新入生の皆さんの熱心なまなざし

「文芸創作研究プログラム」の説明をする中沢けい教授と田中和生准教授

新入生ガイダンス

  昨日、2012年度の入学式が日本武道館で行われ、新入生はさっそく午後からのガイダンスに臨みました。司会は文芸コースの田中先生が務め、文学系からは加藤先生、中丸先生、言語系からは尾谷先生が出席し、それぞれの分野に関する説明を行いました。
  当日の午後は、あいにくの強風で公共交通機関が運転見合わせになることが予想されたため、予定を繰り上げて13:30から15:00という短いガイダンスになってしまいましたが、先生方の話を聞く新入学生の顔は真剣そのもの。今後の勉学に対する彼らの意気込みが十分に伝わってきました。

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20120403_guidance posted by (C)法政日文

新年度がスタート! さっそく2年生ガイダンス

  本日から新年度の行事が始まりました。今日は在学生向けのガイダンスがあり、新2年生が総合科目や資格科目をはじめとした様々な科目の履修について説明を受けました。
  その後、新2年生を連れ出して図書館の専門書コーナーでガイダンスを行うゼミや、向かいの外濠公園でお花見を行うゼミもあり、さっそくゼミの先輩と親睦を深める姿が見られました。生憎、桜はまだ蕾の状態ですが、桜よりも一足早く先輩との会話に花が咲きました。

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2011年度学位記交付式 祝辞・答辞・送辞

2012年3月24日に行われた日本文学科学位記交付式における祝辞、答辞、送辞の動画をお届けいたします。

堀江拓充先生からのご祝辞です。堀江先生もこの3月で法政大学を退職されました。

在校生代表として、関口雄士さんが送辞を述べました。

祝辞・送辞を受け、丸山瑞穂さんが卒業生代表として答辞を述べました。

あらためて、卒業生の皆さんのご多幸とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
※動画には、プライバシー保護のため、一部、モザイク処理を施したところがあります。また、画像が大きく揺れる箇所があります。お許し下さい。

大学院 学位記授与式が行われました

3月24日(土)、法政大学大学院の学位記授与式が行われました。本年度、日本文学専攻では修士13名、博士5名(課程博士3名、論文博士2名)が修了しました。修士論文・博士論文執筆に向けての研究には様々な困難があったことと思いますが、今後はその成果を学界や社会に向けて広く発信することが期待されます。修了者の皆さんの一層のご活躍を祈っています!

博士の学位を授与された皆さん

修士の学位を授与された皆さん

学位記授与式、卒業生を励ます会

 本日、日本武道館にて学位記授与式が行われ、その後844教室にて日本文学科の学位記授与式が行われました。生憎今朝は小雨が降っていましたが、武道館を出る頃には空も晴れ渡り、文字通り「晴れの門出」にふさわしい天気になってくれました。

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学位記授与式の後は、スカイホール(ボアソナードタワー26階)にて「卒業生を励ます会」が催され、大勢の卒業生が集い、4年間を一緒に過ごした友との別れを惜しみました。雲が晴れたおかげで、スカイホールの窓からは開業間近の東京スカイツリーも綺麗に見ることができました。

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恩師や友人達との記念撮影をはじめ、ゼミ単位でのスピーチ、小秋元先生による特別卒業試験(?!)のサプライズなどで会は大いに盛り上がり、最後は全員で輪になって校歌を合唱しました。その時の動画は以下でご覧頂けます。(ただし、プライバシーに配慮して解像度を極端に低く設定してあります。)

『日本文學誌要』第85号発刊

  『日本文學誌要』第85号が今月24日に発刊されます。本号は立石伯特集です。今月末をもって法政大学文学部を退職なさる堀江拓充教授(筆名:立石伯)の特集号ということで、多くの方から寄稿頂きました。立石伯主要著作目録もございますので、皆さま是非ご覧下さい。
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shiyo_85 posted by (C)法政日文

目次
〈講 演〉
    文学の力について─文学は何をなし得るか─      立石 伯
〈論 文〉
    高橋和巳の〈文学〉概念─「文学の責任」をめぐって─ 藤村耕治
    王道楽土の夢、「河向う」の幻─中薗英助「密作者」─ 戸塚麻子
    紙の月/埴谷雄高と西田幾多郎2
                 ─「わたし/あなた」という大調和の夢─ 山田 稔
    村上春樹「井戸」再考                   武井昭也
〈思い出〉
    心の負債                          宮内豊
    阻石の寂蓼──現視のなかの立石伯        齋藤愼爾
    鎧と安来節                         岡嶋 稔
    酒と泪と先生と私                     染谷結花
    堀江先生の思い出                    福田真顕
    三分咲きの『西行桜』記                 李 忠奎
    堀江先生への感謝、そして立石伯氏へ       関口雄士
〈目  録〉
    立石伯主要著作目録                  藤村耕治
〈卒業論文〉
    菅原道真〈菊〉詩論                    樋野あゆみ
    『源氏物語』独詠歌論                  穂積芙雪
    催馬楽《鷹山》・《此殿》グループと唐楽《西王楽》の成立について
               ─二重の同音性が物語ること─   宮崎めぐみ
〈彙 報〉 
〈法政大学国文学会会則〉
〈投稿要項〉