大学院、学位授与式・学位記交付が行われました

3月24日(月)、大学院の学位授与式が日本武道館で行われ、終了後、大学院棟に会場を移し、博士後期課程の学位記交付、および、修士課程の学位記交付が行われました。

本年度、日本文学専攻では、ヤナ・ウルバノヴァーさんが、博士(文学)の学位を取得しました。また、本年度、日本文学専攻では、18名の学生に、修士課程の学位記が手渡されました。

修了者の皆さんの今後の活躍を、心より期待しています。

 

 

日文科教員、提携校の四川外国語大学と重慶師範大学にて講義

 2月末から3月にかけて、藤村教授と尾谷准教授が中国の提携大学を訪れ、四川外国語大学と重慶師範大学に赴き、それぞれの大学で特別講義を行いました。藤村教授は、現代の日本文学の動向や村上春樹の中国に対するまなざしについて、尾谷准教授は言語学的視点から最近の若者ことばについて講義を行いました。受講生は日本語を専攻している学生達ということもあり、日本文学やアニメ、若者ことばに対する関心は高く、講義後も熱心に質問してくれた受講生達に、学ぶことの楽しさを逆に我々教員が教えてもらった感さえありました。

当日の様子は、四川外国語大学の日語系ホームページで紹介されています。
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四川外国語大学 日語系ホームページ http://ryx.sisu.edu.cn/

日本文学科三年工藤さんが全学の懸賞論文で入賞

 今年度も法政大学では全学の学部生を対象とする懸賞論文の公募が行われ、応募総数132編のなかから、日本文学科3年の工藤亜美さんの論文「『諸国百物語』における近世的怪談の娯楽化」が佳作に入賞しました。最優秀賞・優秀賞各1編に次ぐ佳作16編のうちに選ばれたのは日本文学科としてもうれしいことです。
 さる3月4日に行われた表彰式・祝賀会では、審査委員長である文芸評論家川村湊国際文化学部教授より賞状が贈られ、「文学関係の応募は少ないから、これからもがんばってほしい」と励ましの言葉をいただいていました。工藤さん、おめでとうございました。 (小林ふみ子)

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卒業式当日のスケジュール

日本文学科の4年生(卒業予定者)への連絡です。

3月24日(月)、卒業式・各催しの時間と場所は、以下の通りです。

■学位授与式(文学部ほか、合同)

場所:日本武道館

時間:13:00開場、13:45開式、15:00閉式

■学位記交付式(日本文学科)

場所:58年館844教室

時間:16:00~17:00

※一人一人に、学位記が手渡されます。

※筆記用具と学生証を忘れないように持って来てください。

■卒業生を励ます会(日本文学科)

場所:ボアソナードタワー26階、A会議室

時間:17:30~20:00(19:30ごろ閉会予定)

会費:無料

※立食形式(飲み物・食べ物が用意されています)

中沢けい教授の新作『動物園の王子』が好評発売中

  中沢けい教授の新作『動物園の王子』が、新潮社より発売されています。吹奏楽部に入った中学生の成長を描いた代表作『楽隊のうさぎ』が昨年映画化され、すでに映画館でご覧になった方も多いと思いますが、本作の主人公はなんと五十代の女性。高校時代からの友人が語り合う様々な人生は、大学生の視点からはなかなか想像できない、別次元の瑞々しさに溢れています。すでに読了している日文生も多いと思いますが、まだ手に取っていない人は、春休みのこの次期を利用してぜひ読んでみて下さい。

文芸創作研究プログラム『「作家特殊研究」研究冊子3』を刊行

大学院・日本文学専攻内に「文芸創作研究プログラム」が発足したのが、2011年度。その成果は、毎年、『「作家特殊研究」研究冊子』という形で公刊されています。

「1」は「絲山秋子」。「2」は「長嶋有」。

そして、2013年度の成果「3:柴崎友香」が、この1月末に刊行されました。

柴崎先生と受講者たちによる、「インタビュー」「エッセイ」「基礎資料」「研究」が収録されています。

一年間の成果を御覧いただけましたら幸いです。

 

※冊子をご希望の方は、下記までお申し込みください。

〒102−8160東京都千代田区富士見2−17−1

法政大学80年館日文共同研究室内

「作家特殊研究」研究冊子刊行委員会

TEL&FAX 03(3264)9752

 

 

「開かれた法政21」学術・文化奨励金に日本文学科生2名が採用されました

  2013年度「開かれた法政21」奨学・奨励金制度(学術・文化奨励金)採用者が決定し、日本文学科からは上田瑞記さん(2年)と榎本有妃さん(2年)が選出されました。
  「『開かれた法政21』奨学・奨励金」とは、法政大学創立120周年を記念して設置された制度であり、その中の「学術・文化奨励金」は、過去1年間に学術・芸術等の分野で優れた業績をあげた本学学部生(個人または団体)を顕彰・奨励することを目的としています。今回はいずれも団体での受賞ということでしたが、日本文学科の学生が学外でも様々な分野で活躍していることを表すものであり、他の学生にとっても大いに励みになることと思います。
 上田瑞記さん(団体、他5名)は全国学生能楽コンクールで審査員特別賞を受賞、榎本有妃さん(団体、他1名)はアドフェス2013における電通賞や、第54回学生広告展のRA(ラジオ)部門優秀賞など数々の賞を受賞しています。それぞれの活躍分野が日本文学科での学びに少なからず関係している上、どちらもまだ2年生ということで、今後の活躍がますます期待されます。

http://www.hosei.ac.jp/koho/photo/2013/140210.html

2005年度卒業の樋口盛一さんが、「歌会始の儀」に入選しました

新年明けましておめでとうございます。

2005年度日本文学科卒業の樋口盛一さん(ネルソンゼミ出身)が、1月15日に皇居・宮殿で行われる「歌会始の儀」の入選者となりました。

今年のお題は「静」。国内外より2万1680首の詠進があり、その中から樋口さんをはじめ10名が入選しました。樋口さんは大学4年の時、授業を通じて俳句の創作と出会い、以来、各種のコンクールで入選の経験を積んできました。短歌の創作は2011年から始めたばかりだそうですが、広告会社で勤務する多忙な日々の傍ら、熱心に創作活動を続けています。

樋口さんの歌は「歌会始の儀」において発表されます。日本文学科では、樋口さんがこれからも素晴らしい創作活動を続けてくださることを期待しています。

ヤナ・ウルバノヴァー氏、学位請求論文:公開試問

日本文学専攻、博士後期課程に在籍する、ヤナ・ウルバノヴァー氏が、学位請求論文『琉歌(リュウカ)の表現研究 ―和歌やオモロとの比較―』を提出されました。

その公開試問が、以下の日程で開催されます。

聴講自由です。古典文学や古典語を研究する大学院生のみなさんは、自身の研究の範とすべく、ご参加ください。

2013年12月7日(土) 15:00~17:00
80年館7階 丸会議室

1年生向け「ゼミ説明会」を開催


  11月9日(土)の3限目より、534教室にて、2013年度の「ゼミ説明会」及び「個別相談会」が開催されました。
  ゼミ選択は、一年生にとって今後の大学生活を左右すると言っても過言ではない大きなイベントです。教室が満員になっていたことからも、ゼミ選択に対する一年生の関心の高さが伺われました。各ゼミに所属している二、三年生の「生の声」は、新鮮で興味深いものであったことと思います。個別相談会への誘導の拙さ、教室の配置など、運営側には課題の残る部分もある説明会ではございましたが、一年生の手許にゼミを選ぶに足る情報が集まったのであれば、幸いに存じます。
  昨年度のゼミ説明会は11月24日実施。今回は、例年より二週間も前倒しの実施となりました。その理由は、一重に「志望理由書の提出期限までに、一年生がゼミ見学できる時間を大きくとれるようにしたい」という、委員会内で強い要望があったが故です。それだけ、二、三年生は一年生にゼミ見学に来て欲しいと強く思っています。教室でしか感じられない空気が、必ずあるはずです。ぜひ、見学にいらして下さいね。
  ゼミ選択について不明点や不安な点がございましたら、遠慮なく学生委員会にお問い合わせください。真摯に対応させて頂きます。
  最後に、ご助力頂きました先生方、企画運営を執り行って下さった学生委員、各ゼミの学生、参加して下さった一年生の皆様に、心より感謝を申し上げます。一年生の皆さんの「ゼミ生活」が豊かなものとなりますことを、願っています。

    学生委員会 田中 祥子(間宮夜ゼミ)