『法政大学 by AERA 法政のチカラ』が7月30日に発売されました。『AERA』は朝日新聞出版から発行されている雑誌で、皆さんすでにご存知のことと思いますが、特定のテーマで増刊号も出版しています。今回はその大学シリーズということで、法政大学を紹介する一冊が作成されました。内容は、「学びを生み出すチカラ」、「社会を動かすチカラ」、「ヒトを支えるチカラ」と大きく分かれています。
「学びを生み出すチカラ」では、田中優子教授、島田雅彦教授、尾木直樹教授といった個性溢れる教授陣とともに、計15の学部が紹介されています。文学部からは、犯罪心理学がご専門の越智啓太教授が紹介されています。
「社会を動かすチカラ」では、「第一線を走る表現者たち」と題して法政大学出身の吉田修一氏(作家、経済学部卒)、藤沢周氏(作家、日本文学科卒、本学経済学部教授)をはじめ、多くの著名人が様々な視点から法政大学について語っている記事が掲載されています。
「ヒトを支えるチカラ」では、増田壽男(本学総長)との対談で、元フジテレビアナウンサーの小島奈津子さん(日本文学科卒)がご自身の大学生時代について語って下さっています。
オールカラー132ページで、定価は780円(税込)です。皆ざまにご高覧頂ければ幸甚に存じます。
通信教育課程 夏期スクーリング はじまる
2011年7月26日 | Author: odani
7月23日(土)より、通信教育課程の夏期スクーリング(通称「夏スク」)が始まりました。夏のスクーリングは、第一群(7/23-29)、第二群(7/30-8/5)、第三群(8/6-8/12)の全三期からなっており、それぞれに午前の部、午後の部の2種類の科目が設置されています。ですから、計6つの時間枠の中から、受講生の専攻や興味・関心にあわせて科目を選択することができます。
昨日は、第一群の午後に開講されている小秋元段教授の「日本文芸史」にお邪魔しました。本年度は、主に中世文学史に的を絞って、『今昔物語集』、『宇治拾遺物語』、『十訓抄』、『宝物集』、『発心集』、『方丈記』、『徒然草』、『平家物語』、『太平記』、『義経記』などを取り上げ、その作品の概要や文化史的意義について講義なさるとのことでした。短いですが、動画も撮影させて頂きましたので、ぜひご覧下さい。
私学教員適性検査 事前学習会のお知らせ
2011年7月21日 | Author: dkoakimt
東京私立中学高等学校協会では、毎年8月末に私学教員適性検査を実施しています。東京都に所在する私立中高に専任・非常勤として勤務することを希望する場合、同検査を受けておく必要があります。このたびその事前学習会を開催することとしましたので、ご案内いたします。今年受験する人も、将来受験を考えている人も、ふるって参加してください。
日時 8月4日(木)15時~17時(予定)
場所 80年館6階 文学部資料室
内容 平成22年度・23年度の「国語」の解答と解説
参加希望者は22・23年度の問題を解いてきてください。また、問題がほしい人は、80年館8階の小秋元研究室まで取りに来てください(扉に貼り付けておきます)。なお、事前に一報くださると幸いです。
小秋元 dkoakimt@hosei.ac.jp
『日本文學誌要』第84号発刊
2011年7月21日 | Author: odani
『日本文學誌要』の第84号が発刊されました。本号は、2010年9月6日に永眠された表章先生の追悼特別号になっております。ご生前のご指導・ご厚情に深く感謝するとともに、表先生のご功績を偲び、ここに謹んで哀悼の意を表します。
〈追悼〉
編集者としての表先生 西野春雄(5)
先生の流儀 山中玲子(6)
表章先生を憶う 味方 健(7)
表章先生 樹下好美(8)
〈表先生の仕事〉
能楽資料収集・能楽資料研究 竹本幹夫(9)
能楽史研究(世阿弥時代) 天野文雄(11)
能楽史研究(近世) 小林健二(14)
能の作品研究・謡曲研究 田ロ和夫(16)
世阿弥伝書研究 重田みち(18)
狂言研究 水井猛(20)
〈論文〉
小野小町変貌─説話から能へ─ 小田幸子(21)
呪師走りと「翁」─「翁」の成立をめぐる二、三の問題─ 宮本圭造(29)
「やうてう」私注 伊海孝充(41)
〈卒業論文〉
江戸川乱歩文学にみる〈人形愛〉の意味 小田桐裕子(49)
円地文子「女坂」論─現代に繋がる「女坂」へ─ 多田麻里江(60)
安部公房『壁』論 大崎優子(73)
「亜人間」の文学─安部公房「壁」論─ 福田竜也(87)
中上健次『重力の都』論 小嶋英俊(100)
〈随想〉
着任のこの頃、思うこと 小林ふみ子(112)
〈新刊紹介〉
安英姫著・梅澤亜由美訳『韓国から見る日本の私小説』(114)
〈彙報〉
〈論文題目〉
法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻 博士・修士論文題目一覧 2010年度
法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻(国際日本学インスティテユート)修士論文題目一覧 2010年度
法政大学文学部日本文学科卒業論文題目一覧 2010年度
法政大学通信教育部日本文学科卒業論文題目一覧 2010年度
〈法政大学国文学会会則〉
〈投稿要項〉
『法政文芸』第7号 発刊
2011年7月14日 | Author: odani
『法政文芸』第7号が発刊されました。『法政文芸』は法政大学国文学会による『日本文學誌要』の別冊として、学生を中心とした編集委員会が企画・編集・発行している文芸誌です。神田神保町の東京堂書店さんと京都のガケ書房さんにて、頒価1000円で扱って頂いております。今号の表紙と目次は以下の通りとなっております。多くの皆様にご覧頂ければ幸いです。
2011年度 法政大学国文学会が盛況のうちに終了
本日13:30より、2011年度の法政大学国文学会を開催致しました。本年度でご退職なさる堀江先生の講演もあるということで、200名近くの方がご来場下さり、おかげさまで研究発表での質疑応答も大変活発なものとなりました。
学会終了後は、富士見坂校舎1階のカフェテリアにて懇親会が催されました。本年度は、3.11の震災で卒業式ができなかった昨年度の卒業生も特別招待し、約30名が来場してくれました。卒業してからまだ4ヶ月しか経ってないとはいえ、あちこちから仕事の話しが聞こえ、すっかり社会人の面持ちでしたが、ゼミでの思い出についてマイクでスピーチをする場面になると、途端に大きな笑いが至る所で起こり、あっという間に学生時代に戻ったかのような雰囲気になりました。その後、堀江先生のスピーチがあり、最後は全員で肩を組んで法政大学校歌を合唱。会は盛況の内に幕を閉じました。
学会終了後は、富士見坂校舎1階のカフェテリアにて懇親会が催されました。本年度は、3.11の震災で卒業式ができなかった昨年度の卒業生も特別招待し、約30名が来場してくれました。卒業してからまだ4ヶ月しか経ってないとはいえ、あちこちから仕事の話しが聞こえ、すっかり社会人の面持ちでしたが、ゼミでの思い出についてマイクでスピーチをする場面になると、途端に大きな笑いが至る所で起こり、あっという間に学生時代に戻ったかのような雰囲気になりました。その後、堀江先生のスピーチがあり、最後は全員で肩を組んで法政大学校歌を合唱。会は盛況の内に幕を閉じました。
復興書店イベント Words & Bonds Event Vol.1
2011年6月30日 | Author: odani
復興書店イベント “Words & Bonds Event Vol.1” が開催されます。日文科教授の中沢けい先生のほか、島田雅彦先生なども出演なさいますので、皆様どうぞ足をお運び下さい。(下記情報は「豆畑の友」より転載致しました。)
[日時] 7月10日(日)13:00~16:30
[会場] 法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 スカイホール
[出演] 朝吹真理子 奥泉光 島田雅彦 高樹のぶ子 中沢けい ほか
当日スケジュール:
13:00 – 14:30 シンポジウム「震災後の未来デザイン」
パネラー:朝吹真理子 奥泉光 島田雅彦 高樹のぶ子 中沢けい ほか
14:30 – 14:45 休憩
14:45 – 16:30 Words & Bonds Reading
朝吹真理子 奥泉光 島田雅彦 高樹のぶ子 中沢けい ほか
[参加費] 2,100円(税込)
※ただし事務経費を差し引いた全額を被災地の文化教育復興支援のために寄付いたします。
[主催] 復興書店
[共催] 国際日本学インスティテュート
2011年度 第1回市ヶ谷オープンキャンパス
2011年6月26日 | Author: nichibun
本日、2011年度第1回目のオープンキャンパス(@市ヶ谷キャンパス)が開催されました。オープンキャンパスといえば、やはり夏休み期間中の8月が一番の賑わいを見せるのですが、文学部のメインフロアになっていた外濠校舎の3階には、大勢の高校生と保護者の方々が来場下さり、活気溢れる学生スタッフの声があちこちで飛び交っていました。
キャンパスツアーを引率する学生スタッフ(写真左)
実際の授業で使用している資料・プリントが置いてある日文の展示コーナー(写真右)