小林ふみ子編『狂歌摺物 江戸狂歌人の遊戯』が、6月22日に文学通信より刊行されました。
昨年度、話題のNHK大河「べらぼう」で注目を集めた、18世紀末から19世紀前半の江戸狂歌の狂歌人たちが、自分たちの歌を載せるために葛飾北斎や喜多川歌麿など著名な浮世絵師に発注し、贅を尽くして制作したものが、江戸狂歌の狂歌摺物です。一般的に流通していた浮世絵とは異なり、高級和紙が使用され、金・銀・雲母(キラ)をも贅沢に使用された〝一点もの〟の浮世絵です。
「日本より欧米の諸機関・コレクションに多く収められてきたことから、これまでおもに海外での研究がさかんに行われてきました。そのため、本書は日本語では初の狂歌摺物の論文集となり、編者の総論(序章)のほか、海外からの寄稿者3名を含む、中世・近世の文学、また美術の専門家9名の論考を掲載し、それぞれの趣向から彼らの知的遊戯のさまを探ります。」と編者小林ふみ子先生(日本文学科教授)は語っています。
表紙の猫の絵の、空摺り(エンボス加工)で表現された立体感も見逃せません!お手にとって、狂歌摺物の彫り・摺りの豪華さをご想像ください。
以下、書誌情報と目次は出版社サイトからの転載でございます。
小林ふみ子編『狂歌摺物 江戸狂歌人の遊戯』が刊行されました
2026年6月22日 | Author: nichibunstaff

























