小林ふみ子先生のインタビュー記事が『朝日新聞』に掲載されました

2026年1月10日付 be朝日新聞『私のThe Best!』に、小林ふみ子先生(日本文学科教授)のインタビュー記事が掲載されました。

昨年の大河ドラマ『べらぼう』で脚光を浴びた大田南畝と葛飾北斎が関わっていた貴重な〝一点物〟「狂歌摺物(きょうかすりもの)」の時代背景とともに、小林先生との驚きの出会いについて掲載されています。

詳しくは、紙面および以下のリンクをご覧ください。

https://www.asahi.com/articles/ASTDL0P7WTDLUCVL004M.html

また、80年館8階の日本文学科共同研究室前の掲示板に、こちらの記事を掲示しております。どうぞお越しください!

『能と狂言』第23号が刊行されました

『能と狂言』第23号(能楽学会編)が、12月16日にぺりかん社から刊行されました。

同誌は、2002年に設立された能楽学会により2003年3月に第1号が発行されました。

今号の【特集】では、第23回能楽学会大会から大会企画「太平記と能」を取り上げ、小秋元段先生(法政大学教授)により、「『太平記』の諸本と能―〈檀風〉を中心に」が掲載されています。【トークセッション報告】では、「能楽の放送・動画配信」が山中玲子先生(能楽研究所教授)により報告されています。【テーマ研究】では、伊海孝充先生(法政大学教授)により「「脇之為手」展開史再検」、中司由起子先生(法政大学兼任講師)により「江戸時代初期のワキの演技―脇型付の記述から」が掲載されています。また、【紹介】では、佐藤和道氏により西野春雄先生(法政大学名誉教授)の著書「ミネルヴァ日本評伝選『世阿弥』」が取り上げられ、中司由起子先生により東海能楽研究会三十周年記念論集『能・狂言について考える』が紹介されています。

この機会に、ぜひお手にとってご覧ください。

以下、書誌情報と目次は、出版社サイトからの内容の転載でございます。

    ※

【書誌情報】

発行:ぺりかん社 

発行日:2025年12月16日

定価:2,200円(税込)

頁数:A5判・122頁

ISBN: 978-4-8315-1711-1

〈紹介〉

能楽学会第23回大会より「太平記と能」を特集。『太平記』の成立と「能」の大成期が、14世紀後半で重なることを視野に入れ、その影響関係を考察する。執筆:中嶋謙昌/小秋元段/小林健二/金井雄資/横山太郎ほか

〈目次〉

【特集】太平記と能
大会企画について……中嶋謙昌
『太平記』の諸本と能 ― 〈檀風〉を中心に ……小秋元 段
「武文図屛風」を読み解く ― 能《武文》と幸若舞曲「新曲」……小林健二
対談『武文』をめぐって……金井雄資・横山太郎
全体討議 小秋元 段 小林健二 金井雄資 横山太郎 司会 中嶋謙昌
【トークセッション報告】
能楽の放送・動画配信……山中玲子
【論文】
能の「大法」と中世社会……高谷知佳
【テーマ研究】能のワキ―技芸と歴史―
ワキをめぐる諸問題……大谷節子
「脇之為手」展開史再検……伊海孝充
江戸時代初期のワキの演技―脇型付の記述から ……中司由起子
脇語をめぐる試論 ― 元雅創案の可能性 ……恵阪 悟
対談「能のワキ」……有松遼一(聞き手 大谷節子)
【紹介】
西野春雄著 ミネルヴァ日本評伝選『世阿弥』……佐藤和道 
鈴木さやか著 『世阿弥の「花」を知る ― 能楽論と謡曲を通して』……玉村 恭
重田みち著『風姿花伝研究』……岩崎雅彦
『近世初期囃子伝書集』、『実鑑抄系伝書(下)』、『うたひ鏡』、『宝生宗家展』……中嶋謙昌
東海能楽研究会三十周年記念論集『能・狂言について考える』……中司由起子
【例会ノート】〔東京例会・関西例会〕 横山太郎/八木智生
【研究発表要旨】水町浩之/正原摂子/奥田茉莉子/西脇藍/渡邊洋子/三浦裕子
彙報・能楽学会規約

 

 

『芸人短歌2』が刊行されました

井口可奈さん(日本文学科卒業生)が編著をつとめた短歌集『芸人短歌2』が、12月9日に笠間書店から刊行されました。

芸人による短歌連作『芸人短歌』(個人制作冊子Zine版)は、2021年に文学フリマ東京にて発表され、2023年には『芸人短歌2』を同じく文学フリマ東京にて発表、高い関心を集めました。その後、2024年12月に『芸人短歌』が書籍化され、今回の『芸人短歌2』書籍化にあたっては、『芸人短歌』・『芸人短歌2』に収録された短歌に加えて新作短歌も掲載され、おなじみの若手からベテランまでの芸人33名の短歌が詠める1冊となっています。気鋭の作家として、多方面にて活躍中の井口さんの編著を、是非お手に取ってご覧ください。

以下、書籍情報と出版社サイトからの内容転載、目次でございます。

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【書籍情報】

発行:笠間書店

発行日:2025年12月9日

定価:2,000円(2,200円税込)

頁数:144頁

ISBN:978-4-305-71066-6

【内容】

個人制作冊子で話題沸騰!芸人による短歌連作「芸人短歌」が書籍化
個人製作冊子Zine版「芸人短歌」「芸人短歌2」に収録された短歌に加えて新作短歌も掲載。
若手からベテランまで、芸人33名の短歌が詠める1冊
店員の爪が光で溢れてて今日の割引券が出せない
加賀翔

【目次】

芸人短歌1
特に抑揚のない日々 ブティックあゆみ
優先席 鈴木ジェロニモ
生きていく 根本ろ過(車海老のダンス)
おしっこは端っこ 船引亮佑(ガクヅケ)
なんでこんな 大久保八億
酔ってないフリ 加賀翔(かが屋)
木田短歌 木田(ガクヅケ)
有題 岡田百永(ナガオサフェスタオカダ)
21回目の10月28日 サツマカワRPG
インターネットに君が散らばる 谷口つばさ
台詞と名前 相川弘道

芸人短歌2
知っていますか? 大久保八億
何が 高橋鉄太郎(マタンゴ)
ちいさくて純粋な大豆のいきもの プノまろ
油断大敵 土岡哲朗(春とヒコーキ)
底の先 小松海佑
進め、里奈 街裏ぴんく
レイラへ ガク(真空ジェシカ)
童貞喪失作 川北茂澄(真空ジェシカ)
手先 加賀翔(かが屋)
あふたぁ・さまぁ 相川弘道

芸人短歌 新作
家 徳永敦(バローズ)
仰いでも 芍薬アカデミー(写実派)
冬 岡本雄矢(スキンヘッドカメラ)
ゴー☆ジャス短歌 ゴー☆ジャス
よくあるし、よくあった日 村上(マヂカルラブリ―)
脊髄からの31 立ちのぼる虎の如し
こんにちパンクールの短歌 こんにちパンクール
コラム 芸人短歌教室 井口可奈×ケビンス(仁木恭平・山口コンボイ)

あとがきにかえて

『縄文文芸』創刊号が刊行されました

縄文文芸』創刊号が、2025年11月11日に書肆銀河から刊行されました。

文学フリマ東京40にて創刊準備号を刊行した、風の時代の文芸誌『縄文文芸』ですが、今号は、2025年11月23日に行われた文学フリマ東京41にて好評販売されました。田中和生先生(法政大学教授)と上野火山先生(法政大学兼任講師)の対談「生成AIはシミュレーション羊の夢をみるか?」ほか、上野先生の連載小説「浮舟奇譚」、田中先生の小説「ハイヤーセルフ」、藤谷治先生(法政大学兼任講師)の縄文レビュー「『エリック・サティの小劇場』/エドワード・ベルガー監督『教皇選挙』」などが掲載されています。また、波動短歌、宇宙俳句、新地球川柳などにもご注目ください!

以下は、書誌情報と目次は、出版社サイトからの転載でございます。

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【書誌情報】

出版社:書肆銀河

A5判:230頁

定価1,666円(税込)

【目次】

・巻頭詩「きみの骨をもち」赤坂真理
・巻頭エッセイ「新たに生まれる、AIと共生する「AIネオ縄文」とは?」市村よしなり。
・創刊号に寄せて(対談)「生成AIはシミュレーション羊の夢を見るか?」上野火山×田中和生
・短歌「魂の帰途」まきこ
・歌物語「蛙物語」内山稀星
・俳句「宇宙句集」KUKAI(AI俳人)
・歌仙「銀河歌仙〜冬銀河の巻」藜夏生/荒井周治/海老美奈子(解説・藜夏生)
・小説(連載第1回)「浮舟奇譚」上野火山
・小説(序章)「宇宙は愛でできている」jimi
・小説「ハイヤーセルフ」田中和生
・縄文レビュー(藤谷治『エリック・サティの小劇場』/エドワード・ベルガー監督『教皇選挙』/ティム・バートン監督『ウェンズデー』シーズン2/奥山あきこ『心が苦しいことはしなくていいよ〜縄文土器さん達から聞いた現代人へのメッセージ〜』)
ほかが掲載されているA5サイズ、230ページの冊子です。
2025年11月23日に行われる文学フリマ東京41にて、対面販売します。
第2号は2026年5月11日刊行予定です。

2025年度博士後期課程研究中間報告会のお知らせ

人文科学研究科日本文学専攻「博士後期課程研究中間報告会」を下記のとおり対面にて実施いたします。修士課程・研修生も、万障繰り合わせて参加し、質疑応答に加わってください。

詳細は下記の通りです。

★日時・会場

日時:2025年12月10日(水)15:00~

場所:大学院棟401(古典・近現代合同)

★発表者への連絡(変更あり)

・発表10分、質疑応答10分程度を予定しています。
・発表資料は、レジュメ(A4、2枚以内、PDF)にまとめてください。

・発表資料の締切は、12月7日(日)までに共同研究室宛てに送付してください。

・タイムテーブルは、Hoppiiに掲載いたします。

奥野紗世子さんの新作が『文學界』12月号に掲載されました

奥野紗世子さん(大学院日本文学専攻修了生)の創作「この人の知らない戦争」が、『文學界』2025年12月号に掲載されています。この小説の中で詠まれている短歌をお見逃しなく!また、『文學界』2025年11月号では、「特集 作家はAIと何を話すのか」の中で、エッセイ「AIギャルがやってくる!」を寄稿されています。

2年ぶりとなる待望の小説とエッセイを、ぜひお手に取ってご覧ください。

広報誌『HOSEI』2025年10-11月号に日文生・卒業生の記事が掲載されました

広報誌『HOSEI』2025年10-11月号に、日本文学科学生・卒業生の記事が掲載されました。

[学生活動紹介]BE Active~法大生の挑戦~では、法政大学落語研究会所属の早瀬太亮さん(日本文学科4年生)が法政大学にて落語と出会い、第21回全日本学生落語選手権「策伝大賞」に見事優勝し、活躍されている記事が紹介されています。

読書の秋!ライブラリーサポーターによる、読書のススメ!「●●なとき」に読む!推し本紹介!!では、 櫻井馨子さん(日本文学科4年)、横山若菜さん(日本文学科3年)、高嶋香那さん(日本文学科3年)、青木凪さん(日本文学科3年)がおすすめポイントと共に推し本を紹介しています。

HOSEI TOPICSでは、脚本家で本学卒業生の森野マッシュ氏(日本文学科卒業)が手がけた映画『この夏の星を見る』特別試写会が6月に市ヶ谷キャンパスにおいて開催された記事が紹介されています。(日文オリジナルサイト「学生・卒業生の活躍:2025年7月4日」にも記事が掲載されていますので、併せてご覧ください!)

日文生・卒業生の活躍を、以下デジタルURLにて、ぜひご覧ください。
https://my.ebook5.net/hosei/magazine25_10-11/

 

卒業生らの取材班が「調査報道大賞」奨励賞を受賞

今月月7日、2025年「調査報道大賞」の授賞式が開かれ、日本文学科卒業生の山田俊介さんらの取材班による岐阜新聞の連載記事『ホームレスは、どこへ行った―岐阜の現場から―』が奨励賞を受賞しました。選考委員は、江川紹子さん(ジャーナリスト)、有働由美子さん(フリーアナウンサー)、塩田武士さん(作家)ほか2名です。受賞記事の詳細については、以下のサイトをご覧ください。

受賞を報じる岐阜新聞(記事へのリンク)

SlowNewsによる記事

 

『季刊文科101号(令和7年秋季号)』が刊行中されました

 『季刊文科101号 (令和7年秋季号)』:令和7年(2025)秋季号 が、鳥影社より刊行されました。

同文芸誌は、[純文学宣言]を掲げた、純文学の復権を目指す、文学界注目の文芸誌で、勝又浩先生(法政大学名誉教授)および中沢けい先生(日本文学科教授)が編集委員をつとめています。

101号では、特集「川崎長太郎 没後40年」を取り上げ、冒頭の鼎談にて、勝又浩先生・宮田毬栄氏・本学卒業生の齋藤秀昭氏(川崎長太郎研究者)による「世界につながる長太郎文学の一本路」が掲載されています。また、「名作再見」では、齋藤秀昭氏の草稿提供・解題により、川崎長太郎草稿「道頓堀狂想曲」特別公開が掲載されております。この機会をお見逃しのないように、ぜひご覧ください。

以下、書誌情報と出版社サイトからの内容の転載、目次でございます。

  ※

【書誌情報】

発行:鳥影社 

発行日:2025年10月30日

定価:1,650円(税込)

頁数:276ページ

ISBN: 978-4-86782-186-2

【目次】

特集 川崎長太郎 没後40年
鼎談 宮田毬栄×齋藤秀昭×勝又浩 世界につながる長太郎文学の一本路
フェルナンド・コルドベス著 荻原陽子訳 遥か遠くの光 ─川崎文学との出会いとスペイン語訳
山本精一 川崎長太郎覚書
佐藤洋二郎 色街は必要だった?
富岡幸一郎 私小説の醍醐味
上林 暁 赤犬の徒(再録)
名作再見
川崎長太郎 山桜
川崎長太郎草稿「道頓堀狂想曲」特別公開(草稿提供・解題 齋藤秀昭)

生誕120年記念
倉田 剛 卓袱台のフェミニズム成瀬巳喜男論 〜その一九五〇年代〜

文科
有田和臣 川端康成「伊豆の踊子」と〈空白のお昼時間〉─明示されない深層の物語を読む
中村勝美 ゴジラと日本人
蓮坊公爾 文學の飢餓よ去らば
香山マリエ 『天井桟敷の父へ』後日譚─ムッシュ・シイナへの手紙、パヴロバさんの衣裳

創作
大道珠貴 くすぐり〈8〉
佐藤洋二郎 昭和恋愛短編集③ ガチャガチャの森
三咲光郎 老猫介護
寺本親平 愛染さま
宮月 中 すこやかなる

同人雑誌季評
谷村順一 小説でしかあらわせないもの
越田秀男 黒沢〝組〟の反核映画

連載
許 光俊 言葉の中で音楽が鳴る〈2〉谷崎潤一郎
大鐘稔彦 私を魅了した銀幕のスターたち(洋画篇)〈3〉ジェニファー・ジョーンズ/ヴィヴィアン・リー
鈴木ふさ子 海の詩学─三島由紀夫〈18〉「文藝文化」の季節 ―評論「王朝心理文学小史」・「古典その他」・「古今の季節」・「堤中納言物語具合」、短編「環」、詩「夜の蟬」
荻野 央 学界への窓 28 武田泰淳の『蝮のすえ』
伊藤氏貴 文藝季評 51 優しい小説

同人雑誌および本誌会員から
中出禮子 足のお葬式
織戸正義 『季刊文科』への期待
西内真次郎 「オダサク」を訪ねて


勝又浩・松本徹

 

『日本語ライブラリー 日本漢文を読む [近世編]』が刊行されました

沖森卓也・合山林太郎(編著)『日本語ライブラリー 日本漢文を読む [近世編]』が、10月1日に朝倉書店より刊行されました。

同書では、江戸時代およびそれに連続する明治時代前期の漢詩や漢文など、時代によって変化してきた日本漢文について、近世の特徴を概観し、主要な作品を通読できる1冊となっております。狂文・狂詩について、小林ふみ子先生(日本文学科教授)が寄稿されています。

ぜひ、お手にとってご覧ください。

以下、書誌情報と目次は出版社サイトからの転載でございます。

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【書誌情報】

発行:朝倉書店

発行日:2025年10月1日

定価;3,740円(本体3,400円+税)

頁数: A5版/176頁

ISBN: 978-4-254-51691-3 C3381

【目次】


第1部 学びと漢文
 第1章 経学Ⅰ 論語訓点[齋藤文俊]
  博士家による訓読と新注の伝来
  『桂庵和尚家法倭点』
  様々な訓読法の出現
  「素読」と訓読法
  例文
   巻七・憲問
   巻七・憲問
   巻七・子路
   巻七・憲問
   巻六・顔淵
   巻四・泰伯
 第2章 経学Ⅱ 荻生徂徠[齋藤文俊]
  近世における朱子学
  荻生徂徠と古文辞学派
  訓読の否定
  例文
   学而第一
   里仁第四
   顔淵第十二
 第3章 詩文Ⅰ 注・評と本文㉔『唐詩選』関係書を例に[合山林太郎]
  漢文文献と注・評
  『唐詩選』とは
  江戸時代における『唐詩選』流行
  様々な『唐詩選』注解書
  評注の内容
  例文
   『唐詩句解』
   『唐詩集註』
   『箋註唐詩選』
   『唐詩選夷考』
   『唐詩通解』
   『唐詩選事証』
   『唐詩選国字解』
 第4章 詩文Ⅱ江戸漢詩[合山林太郎]
  漢詩の隆盛とその背景
  江戸漢詩の変遷
  例文
   石川丈山「富士山」(『新編覆醬集』巻一)
   荻生徂徠「還館作」(『徂徠集』巻五)
   服部南郭「夜下墨水」(『南郭先生文集初編』巻五)
   菅茶山「題文晁画富士薄暮図」(『黄葉夕陽村舍詩後編』巻六)
   柏木如亭「吉原詞」(二十首)其八(『詩本草』)
   頼山陽「題不識菴撃機山図」(『山陽詩鈔』巻一)
   江馬細香「三月念三、遊嵐山有憶」(『湘夢遺稿』巻下)
   広瀬淡窓「桂林荘雑咏、示諸生、四首」其二(『遠詩楼詩鈔』巻上)
   広瀬旭荘「上巳遊桜祠」(『梅鵰詩鈔三編』巻二)
   吉田松陰「示山田生」(『松陰詩集』巻下)
第2部知識と漢文
 第5章 学術Ⅰ 名物学[沖森卓也]
  名物
  絵入り事典
  実証的研究の進展
  例文
   腕(『和漢三才図会』巻第十二支体部)
   川太郎(『和漢三才図会』巻第四十寓類・怪類)
   鶯(『和漢三才図会』巻第四十三林禽類)
   大石内蔵助(『和漢三才図会』第六十七武蔵国)
   有馬温泉(『和漢三才図会』巻第七十四摂津国)
 第6章 学術Ⅱ『解体新書』[木村一]
  蘭学と蘭学資料
  禁書令
  外国語の訳出
  新漢語の展開
  『解体新書』
  格致篇第三(『解体新書』巻之一)
  腸胃篇第二十(『解体新書』巻之三)
 第7章 歴史Ⅰ『本朝通紀』[杉下元明]
  『本朝通紀』と編年体
  『本朝通紀』の構成
  独自性について
  振り仮名その他
  例文
   保元の乱(『本朝通紀後編』巻一保元元年)
   文永の役(『本朝通紀後編』巻八文永十一年)
   弘安の役(『本朝通紀後編』巻八弘安四年)
 第8章 歴史Ⅱ『日本外史』[杉下元明]
  紀伝体と『日本外史』
  日本文化にあたえた影響
  文体と表現
  例文
   鹿ケ谷の陰謀(『日本外史』巻一源氏前記平氏)
   文永・弘安の役(『日本外史』巻四源氏後記北条氏)
   本能寺の変(『日本外史』巻十四徳川氏前記織田氏下)
   大坂の陣(『日本外史』巻十七豊臣氏下)
第3部生活と漢文
 第9章 紀行Ⅰ 月瀬の梅林[湯本優希]
  装置としての『月瀬記勝』
  文学的空間としての紀行文
  眼前描写と漢詩文
  土地を描く営み
  例文
   梅渓遊記 斎藤拙堂(『月瀬記勝』乾巻)
   月瀬の梅花の勝は之を耳にすること久し。今茲、諸友を糾めて往きて観、六絶句を得たり。 頼山陽(『山陽遺稿』巻六)
 第10章 紀行Ⅱ 杉田と耶馬渓[湯本優希]
  近世の紀行文
  紀行漢詩文の典故
  紀行漢詩文の影響
  例文
   杉田村観梅記 佐藤一斎
   耶馬渓図巻記 頼山陽
 第11章 伝記Ⅰ 伝[堀口育男]
  漢文の伝記
  特定の分野の伝記集
  単独の「伝」
  「非常の人」「非常の事」
  撰述者の批評
  例文
   池無名伝 安積艮斎(『艮斎文略』巻中)
   高山彦九郎伝 斎藤拙堂(『拙堂文集』巻六)
   狸翁伝 林鶴梁(『鶴梁文鈔続編』巻一)
 第12章 伝記Ⅱ顕彰碑・墓碑[堀口育男]
  金石に刻む伝記
  碑
  墓碑類
  伝記としての墓碑類の特徴
  文集に載せられた本文との異同
  例文
   故因幡守仙石公廟碑文 亀田綾瀬(『綾瀬先生遺文』巻之上)
   小出孺人浅羽氏墓誌銘 佐藤一斎(『愛日楼文詩』二)
   小笠原太仲墓碣銘 斎藤竹堂(『竹堂文鈔』巻之下)
   女瑟墓誌銘 林鶴梁(『鶴梁文鈔』巻六)
第4部 和と漢の間
 第13章 狂文[小林ふみ子]
  狂文とは
  淵源
  盛行
  例文
   金竜道人敬雄『志道軒伝』
   送桃太郎序(『寝惚先生文集』巻二)
   与長松絶交書(『寝惚先生文集』巻二)
   大田南畝『売飴土平伝』
   愛虱説(『娯息斎詩文集』)
   梅枝姦黠 常磐富落(『吹寄蒙求』)
   『大東閨語補』
  [参考]狂詩・狂文集を見てみよう(『飴売土平伝』)
 第14章 狂詩[小林ふみ子]
  狂詩とは
  東西狂詩の雄
  平仄の問題
  幕末まで
  例文
   貧鈍行(『寝惚先生文集』巻一)
   向島吟(『通詩選』)
   観花火得先韻(『壇那山人芸舎集』巻二)
   婢女行(『太平楽府』巻一)
   至講釈席(『太平楽府』巻二)
   中洲納涼(『本丁文酔』巻四)
   十五夜月(『本丁文酔』巻六)
   江戸者嘲京(『太平新曲』巻二)
   京者嘲江戸(『太平新曲』巻二)
   神拝曲(『半可山人詩抄』巻上)
  [参考]狂詩・狂文集を見てみよう(『太平楽府』)
 第15章 繁昌記[合山林太郎]
  都市の発展と漢文
  表現における特徴
  諷刺の精神
  例文
   両国煙火(両国橋の花火)(『江戸繁昌記初篇』)
   街輿附猪牙船(都市の繁華の裏側)(『江戸繁昌記二篇』)
   裏店(『江戸繁昌記三篇』)
   柳橋の名の由来(『柳橋新誌初編』)
   書生の英語自慢(『柳橋新誌二編』)
   蕃舶入津(洋船の入港)(『横浜繁昌記』)
参考文献
 第1部
 第2部
 第3部
 第4部